X(Twitter)に限らず、SNSには投稿をどんな人にどれくらいの頻度で表示させるかを決める仕組みがあり、それをアルゴリズムと呼びます。X(Twitter)においてバズを起こしたりフォロワー数を伸ばしていくためには、このアルゴリズムをできる限り把握し、運用を行うことで効率的にアカウントを伸ばしていくことができます。
X(Twitter)運用においてX(Twitter)のアルゴリズムを少しでも知っている人と全く知らない人では、生み出せる成果に雲泥の差が出ると言っても過言ではないでしょう。
この記事ではそんなX(Twitter)のアルゴリズムの意味はもちろん、アルゴリズムに評価されやすいコンテンツ作りのコツをご紹介します。
X(Twitter)のアルゴリズムとは?
X(Twitter)のアルゴリズムとは、投稿を表示させる順番を決める仕組みのことです。
X(Twitter)がリリースされた当初のタイムラインでは、最新のコンテンツから順に表示する、いわゆる「時系列」で投稿が表示されていました。
しかし近年では、SNSユーザー数の増加に伴い投稿されるコンテンツ量が増えたため、膨大なコンテンツの配信が追いつかなくなっているのが現状です。
そのため、X(Twitter)のアルゴリズムでは、ユーザーが興味関心を持ちそうな投稿や、関係性が深いと思われる投稿をピックアップして、「おすすめ」として優先的に表示するようになりました。
X(Twitter)のアルゴリズムが存在する理由
そもそもなぜX(Twitter)アルゴリズムが存在するのでしょうか?
アルゴリズムが存在する理由は、X(Twitter)社はより多くのユーザーにX(Twitter)に滞在してもらう時間や滞在率などの、ユーザー行動の定量的なデータを測るためにあります。
X(Twitter)社の主な収入源の1つに「広告収入」があります。タイムライン上に広告を表示することで広告主から収入を得る仕組みとなっていますが、この広告をユーザーに効率的にリーチさせることで、より広告効果の高いSNSプラットフォームとして収益価値を担保しているのです。
そのために、X(Twitter)社ではその行動データに基づいて自動でユーザーに興味のあるコンテンツを表示されやすくすることが重要となり、そこでアルゴリズムが必要となるのです。
アルゴリズムを理解して上手に運営するには、ユーザーにとって質の高い発信を行うことが大切と言えるでしょう。
アルゴリズムに好まれやすい投稿とは
企業のX(Twitter)を運用するにあたって、アルゴリズムは非常に重要です。しかし、「具体的にアルゴリズムに好まれるにはどうすればいいの?」と疑問に感じる方もいるでしょう。
X(Twitter)のアルゴリズムに好まれやすい投稿は下記の通り。
- トレンドに沿った投稿
- 画像や動画を活用したコンテンツ
- 投稿する頻度や時間帯の工夫
- 積極的なコミュニケーション
- 外部リンクを貼りすぎない
それぞれ順に見ていきましょう。
トレンドに沿った投稿
X(Twitter)はリアルタイム性が高いSNSなので、トレンドに沿った投稿が好まれやすい傾向にあります。
日本や世界各地で話題になっていることや、リアルタイムな内容を取り入れることで、X(Twitter)上で優先表示されやすくなるのです。
多くの人の目に留まることで、インプレッションやエンゲージメントの向上につながります。
X(Twitter)上でどんなことがトレンドになっているか、自社で取り入れられそうな話題はないかを常日頃からチェックしてみましょう。
画像や動画を活用したコンテンツ
画像や動画付きの投稿(ツイート)で情報発信することで、タイムライン上でユーザーの目に留まりやすく、投稿をクリックしてもらえる可能性が高まります。
図解を使ってわかりやすく説明したり、動画で自社商品を宣伝したりと、テキストでは伝わらない魅力を伝えられるでしょう。
クリエイティブ制作に注力することで、自社アカウントのエンゲージメントが高まるほか、自社商品やサービスの魅力をダイレクトに訴求できるメリットがあります。
投稿する頻度や時間帯の工夫
X(Twitter)アルゴリズムに評価されるには、投稿する頻度や投稿時間帯を工夫することも大切です。
X(Twitter)はタイムラインの流れが早く、投稿がすぐに流れてしまうデメリットがあります。ユーザーの目に留まらなくては、いいねやRTなどのエンゲージメントはおろか、インプレッション数さえ伸びません。
ユーザーがアクティブな時間帯は、平日・休日問わず20~22時頃がベストと言われています。また、朝の通勤・通学の時間帯である7~8時や、お昼の12~13時もおすすめです。
自社のターゲット層がアクティブな時間帯を狙って、最低でも1日1~2回程度投稿(ツイート)するようにしましょう。
積極的なコミュニケーション
いいねやRT、リプライなどのアクションを積極的に行うことも大切です。ユーザーとの交流を図ることで、相手からのアクションや反応がかえってくる可能性が高まります。
そうすると、自社アカウントのエンゲージメントが高まり、X(Twitter)アルゴリズムに良い影響を与えます。
発信するコンテンツに注目することも重要ですが、日頃からいいねやリプライなどのアクションによって他のユーザーとの関係性を築くことも欠かせない要素のひとつです。
まとめ
今回はX(Twitter)アルゴリズムとは何か、アルゴリズムに良い影響を与える投稿とはどういったものかについて解説しました。
X(Twitter)のアルゴリズムに評価されるためには、自社アカウントがユーザーにとっていかに有益であり、価値のあるアカウントかを数値で示すことが大切です。
そのため、X(Twitter)のアルゴリズムに好まれやすい投稿=エンゲージメントが高まりやすい投稿を意識することが大切と言えます。
トレンドやメディア付きの投稿(ツイート)を活用しつつ、投稿頻度や時間帯を工夫してエンゲージメント向上を図りましょう。また、ユーザーと交流を図れるきっかけを作ることも意識して運用してみてください。