X(Twitter)はテキストを中心とした投稿がメインのSNSと思われがちですが、最近では画像や動画が添付された投稿(ツイート)が多くの拡散を得ているのを目にします。
画像や動画はテキストの何十倍もの認知効果をもたらすと言われており、運用目的に合わせて効果的に画像や動画を組み合わせた投稿(ツイート)を作成できれば、予想以上の反応を得られるかもしれません。
そこで、この記事では投稿(ツイート)作成時における添付できる画像サイズから画像の添付の仕方までを解説します。これからX(Twitter)をフル活用して認知度拡大を目指したい方はぜひご参考ください。
通常投稿における、X(Twitter)の画像サイズについて解説
まずは、通常投稿におけるX(Twitter)の画像サイズについて見ていきましょう!
横長の場合
横長の画像を投稿する際の推奨アスペクト比は16:9です。16:9でよく使われるピクセル数は、1920×1080ピクセルや1280×720ピクセルなど複数あります。
横サイズ:最小600ピクセル 縦サイズ:無制限 アスペクト比:16:9 形式:GIF、JPEG、PNG 容量:5MB以下 |
X(Twitter)で扱えるサイズは、画像横サイズ600ピクセル以上の画像となっています。また1200ピクセル以上の大きい画像を使えば、画像を拡大したときにより精細に表示されます。
画像がより精細に映ることでユーザーの目に留まりやすい投稿(ツイート)を作成しやすくなるでしょう。PCの場合はアスペクト比2:1ですが、スマホとPC両方で綺麗に表示するには、「1200px×675px」がおすすめです。
縦長・正方形の場合
2021年5月に、X(Twitter)社が縦長の画像が従来のように横長にトリミングされず、縦長のサムネイルに対応したと発表しました。
アスペクト比:3:4、1:2 形式:GIF、JPEG、PNG 容量:5MB以下 |
推奨サイズは3:4なら「960px×1280px」、1:2なら「640px×1280px」となります。また、PC版とスマートフォン版どちらも、正方形の画像にも対応しています。推奨サイズは「1200px×1200px」です。
画像を複数枚使用する場合
画像を2枚使用する場合は、サムネイルが3:4の縦長になります。
クリックすれば本来のアスペクト比で表示されますが、パッと見て分かりやすい画像にしたい場合は「3:4」「960px×1280px」がおすすめです。
画像を3枚使用する場合は、1枚目が縦長画像、2,3枚目が横長画像として表示されます。
1枚目を「3:4」「960px×1280px」、2,3枚目を「16:9、1200px,675px」に設定するのがおすすめです。
画像を4枚使用する場合は、すべて横長の同じサイズで表示されます。
4枚すべて「16:9、1200px,675px」の画像サイズにするのがおすすめです。
X(Twitter)広告における、画像サイズについて解説
X(Twitter)広告における「ウェブサイトカード」の画像サイズについても理解しておきましょう。
ウェブサイトカードとは、画像や動画にURLを設定できるX(Twitter)広告のこと。画像や動画をクリックすると任意のWebに遷移できるので、Webサイトへの誘導に効果的です。
推奨されている画像サイズは以下のとおりです。
画像 | 動画 | |
推奨サイズ | 800px×418px、800px×800px | – |
アスペクト比 | 1.91:1、1:1 | 16:9、1:1 |
形式 | PNG、JPG | MP4、MOV |
サイズ | 最大3MB | 最大1MB |
長さ | – | 15秒以下 |
ここで言うウェブサイトカードは、X(Twitter)カード(OGP)と似ていますがやや異なります。
ウェブサイトカードはX(Twitter)上で設定・活用できるもので、OGPはサイト上でタグを設定し、X(Twitter)だけでなくFacebookなど他のSNSでも活用できるというものです。
なおウェブサイトカードは、広告だけでなく通常の投稿においても無料で使用できますが、広告用アカウントを作成する必要があります。
まとめ
今回はX(Twitter)投稿に最適な画像サイズなどを解説しました。
X(Twitter)では画像や動画などのメディアを含む投稿(ツイート)は、エンゲージメントが高くなる傾向にあります。メディアの活用はX(Twitter)運用において必要不可欠と言えるでしょう。
推奨されている画像サイズや、X(Twitter)上のメディアに関する便利な機能を理解して活用できるようにしておきましょう。