X(Twitter)広告を検討している方なら「プロモ広告」「フォロワー獲得広告」の2つを耳にしたことがあるのではないでしょうか?しかし名前を聞いただけではなかなか2つの広告の違いを具体的に理解することは難しいですよね。
この記事ではX(Twitter)広告の中でも特に利用されるプロモ広告とフォロワー獲得広告について紹介します。それぞれの広告の利用用途やメリットデメリットを詳しく解説していますので、これからX(Twitter)広告の活用をご検討中の方はぜひご参考ください。
X(Twitter)でよく利用される広告は2種類|特徴やメリットを分析する
まずはX(Twitter)広告における広告の種類を整理しましょう。X(Twitter)広告でよく利用される広告は以下の2種類です。
- プロモ広告(プロモ投稿(ツイート))
- フォロワー獲得広告(プロモアカウント)
X(Twitter)では広告する内容が投稿(投稿(ツイート))かアカウントかで目指すべき目標や目的が異なります。例えば、X(Twitter)キャンペーンを実施する場合はプロモ広告を利用しますが、新規アカウントを立ち上げた場合はフォロワー獲得広告の方がアカウントにあったフォロワーの獲得がしやすいといえます。
ここからはプロモ広告とフォロワー獲得広告それぞれの特徴やメリットについて紹介します。
プロモ広告(プロモ投稿(ツイート))|タイムラインに流れる投稿の広告
プロモ広告とは、X(Twitter)を開いてすぐに見られるタイムラインに表示される広告のことを指します。
タイムラインにすぐに投稿(ツイート)が流れてくるため、話題性のある投稿(ツイート)内容やキャンペーンを利用した広告など、主に認知を目的として広告を出稿したい人はプロモ広告の利用がおすすめです。
プロモ広告が認知獲得におすすめの理由は、タイムラインへの表示だけでなく、「いいね」や「リポスト(リツイート)」などのユーザーのアクション(エンゲージメント)が可視化できることも要因です。
さらにプロモ広告に投票ボタンを利用すれば、ユーザーが気軽に参加しやすい投稿を作成できるでしょう。
ユーザーが拡散したくなる内容を配信すれば、二次拡散を期待できるため、認知拡大におすすめの広告と言えるでしょう。
以下で詳しくプロモ広告のメリットや強みを深掘りして確認していきましょう。
プロモ広告(プロモ投稿(ツイート))の特徴・メリット|投稿(投稿(ツイート))ならではの強み
プロモ広告(プロモ投稿(ツイート))のメリットは以下の2つです。
- 拡散力が高く認知拡大に効果的
- 低コストで拡散できる
プロモ広告は通常の投稿(ツイート)と同じようにタイムラインに表示されます。そのため、ユーザーがいいねやリポスト(リツイート)したくなる内容を発信すれば、二次拡散されて「バズる」可能性が高まります。
プロモ広告において二次拡散は広告費が発生しないため、うまく拡散できれば低コストで商品やサービスの認知拡大が可能です。
フォロワー獲得広告(プロモアカウント)|おすすめアカウントとして紹介
プロモ広告とは別の「フォロワー獲得広告」はプロモアカウントともいわれ、アカウントを広告として発信します。表示される場所もタイムラインだけでなく、下記の3ヶ所で表示されるため、名の通り「フォロワーを獲得する」目的にあった広告手法と言えます。
- タイムライン
- おすすめアカウント
- プロフィール欄
タイムライン上には、下記の写真のようにプロフィール文章も含めて表示されます。
引用:[X(Twitter)]
広告を出稿するまでに、プロフィール文章の内容も広告に合った内容に変えておくとより効果が出るでしょう。
フォロワー獲得広告の特徴・メリット|質の高いユーザーと繋がれる
フォロワー獲得広告(プロモアカウント)のメリットは以下のとおりです。
- 新規フォロワーの獲得に効果的
- 質の高いフォロワーの獲得が期待できる
- エンゲージメントの向上に期待できる
フォロワー獲得広告は新規ユーザーを獲得したい場合に効果的です。
ターゲティングによってアカウントとの相性が良いと判断されたユーザーにおすすめするため、フォロー解除率を抑える役割があります。
プロモ広告と比べて拡散性が低い代わりに、ターゲティングに合うユーザーとのマッチングに力を入れているフォロワー獲得広告は、フォロワーが増えた瞬間が課金のタイミングです。
フォロワー獲得した後は、アカウントの運用として解除されない仕組みづくりが大切です。
そのため短期的なフォロワーの増加を目指すのではなく、日当たりの予算を小さくしつつ、1ヶ月以上の中長期で配信するほうが効率良くフォロワーを集められるでしょう。
X(Twitter)広告を制作するときのコツ
X(Twitter)広告を制作する際は、下記の2点を工夫してみましょう。
- 絵文字・囲み文字を活用して目立たせる
- 改行を適宜使う
広告の投稿文は分かりやすく、目立つように対策をする必要があります。
例えば、キャンペーン開始を目立たせる場合は「\キャンペーン開始です/」のような斜線を利用して吹き出しのように見せたり、前後を絵文字で囲むと分かりやすいです。
また、企画概要を説明する場合は改行を定期的に使うことで見やすさが向上します。箇条書きで条件を指示すれば、応募者もミスなく応募できるでしょう。
X(Twitter)広告に表示させる画像サイズには要注意|推奨サイズを確認する
X(Twitter)広告に画像を載せる場合は、画像サイズに注意しましょう。プロモ広告で利用される、画像付き広告の推奨サイズは下記のとおりです。
プロモ広告の種類 | 画像 | アプリボタン付き | カンバセーションボタン付き | 投票付き |
アスペクト比 | 1.91:11:1 | 1.91:11:1 | 1.91:1 | 1.91:11:1 |
画像サイズ | 1200×6281200×1200 | 800×418800 x 800 | 800×418 | 800×418800 x 800 |
アスペクト比は正方形と長方形の2種類があり、長方形であれば1.91:1の比率を守っていれば問題ありません。
広告を出稿する場合は、画像の表示が正しいかどうかも確認しましょう。
まとめ
今回はX(Twitter)広告についてプロモ広告とフォロワー獲得広告の2種類について紹介しました。それぞれ強みが異なるため、目的を定めた上で必要な広告を選ぶことが大切です。
例えばキャンペーンなどでの拡散を期待する場合はプロモ広告、新規フォロワーの獲得を狙う場合はフォロワー獲得広告が向いています。
広告ごとの特徴を認識した上で、目的の達成に役立つ広告を選び、自社アカウントや商品の認知拡大を狙いましょう。