基礎
SNSの広告運用とは?
投稿日2023.07.28
更新日2025.04.21
【2025年最新版】X(Twitter)広告とは?特徴・種類・費用・活用ポイントを徹底解説
                                    SNS広告の中でも、拡散力とリアルタイム性に強みを持つ「X(Twitter)広告」。上手に活用することで、少ない予算でも大きな認知拡大が期待できます。
本記事では、X(Twitter)広告の特徴、種類別の活用方法、費用体系、運用時の注意点まで、最新情報をまとめてご紹介します。
X(Twitter)広告とは?
X(Twitter)広告とは、X(Twitter)上に配信される広告を指します。ユーザーのタイムラインやトレンド欄、検索結果などに表示されます。
大きな特徴は、「ユーザーによるリポスト(リツイート)」などの二次拡散による自然流入が期待でき、テレビCMやディスプレイ広告では得られないオーガニックな拡散が可能です。
X(Twitter)広告を活用する3つのメリット
1. 二次拡散によるコスト効率の良さ
リポストやいいねによる拡散には追加費用が発生しないため、投稿内容次第では広告費以上のリーチが期待できます。
2. 高度なターゲティング精度
フォロー関係、興味関心、行動履歴に基づいた詳細なターゲティングが可能で、精緻なユーザー設定により無駄打ちを防げます。
3. 少額から始められる柔軟な予算設定
数千円からでも広告配信が可能で中小企業やスタートアップにも適しています。
X(Twitter)広告の代表的な3種類
1. プロモ広告(プロモツイート)
- 内容
- 投稿(テキスト、画像、動画、カルーセルなど)をタイムラインに掲載
 
 - 目的
- 商品の訴求、サイト誘導、キャンペーンの周知など
 
 - メリット
- 自然な投稿と似た見た目でクリック率が高い
 
 

引用:X広告のフォーマット
2. フォロワー獲得広告(プロモアカウント)
- 内容
- アカウント自体を広告表示し、フォローを促す
 
 - 目的
- アカウントの認知拡大・ファン獲得
 
 - 表示箇所
- おすすめアカウント欄やタイムライン
 
 

引用:X広告のフォーマット
3. テイクオーバー広告(旧:トレンド広告)
- 種類
- タイムラインテイクオーバー(1日の最初に表示)
 - トレンドテイクオーバー(発見タブ上部に掲載)
 - トレンドテイクオーバープラス(画像やGIF付きで表示)
 
 - 目的
- 大規模な認知拡大、キャンペーンの立ち上げ、話題づくり
 
 - 特徴
- 短期間で圧倒的リーチを狙いたい時に有効
 
 

引用:X広告のフォーマット
X(Twitter)広告フォーマットの使用割合(推定)
X(Twitter)広告で使用される主なフォーマットの使用割合は以下の通りと推定されています。
- プロモ広告:約60%
 - フォロワー獲得広告:約20%
 - テイクオーバー広告:約10%
 - その他(Amplify、ライブなど):約10%
 
これらの割合は、広告主の目的やターゲット層によって変動します。
※SocialDog独自で調査したものとなりますので、正確な数値ではなく、参考情報としてご覧ください。
費用体系と課金方式
X(Twitter)広告の課金方式は以下の通り、アクションベースで設定可能です。
| 課金タイミング | 内容例 | 平均単価(目安) | 
|---|---|---|
| クリック課金(CPC) | サイト誘導や詳細リンククリック | 数十円〜 | 
| インプレッション課金(CPM) | 表示回数に応じて課金 | 約数百円/千回 | 
| フォロワー課金 | フォロー獲得ごとに課金 | 30〜100円 | 
| エンゲージメント課金 | いいね・リポストなどの反応ごとに課金 | 数円〜数十円 | 
| アプリインストール課金 | アプリのダウンロードごとに課金 | 数十円〜数百円 | 
入札タイプの選択肢
| 入札方法 | 特徴 | 向いているケース | 
|---|---|---|
| 自動入札 | システムが最適な金額を自動設定 | 効率よく予算を活用したい人 | 
| 上限入札単価 | 単価の上限を明確に設定 | CPAやCPCを厳密に管理したい場合 | 
| 目標入札単価 | 目標CPA・CPCを設定し、成果に近づくよう調整 | 目標値に合わせて自動最適化したい人 | 
配信前に押さえておくべき注意点
1. アカウントのアクティブ度が影響する
開設直後の新規アカウントや低アクティブなアカウントでは広告配信できない場合があります。定期的な投稿・エンゲージメントの確保が必要です。
2. 審査に時間がかかる場合がある
X(Twitter)広告は内容によっては審査が通らないことも。出稿の2週間前までには準備・申請を済ませるのが理想です。
まとめ
X(Twitter)広告は、情報の拡散力とユーザーの反応性の高さから、他のSNS広告にはない「バズの起点」を生む力があります。
- 小予算からでも始められる
 - ターゲティングの柔軟性が高い
 - 二次拡散により広告効果が拡張されやすい
 
上記の特性を活かし、自社の目的に応じて広告タイプや課金方式を選ぶことが成功の鍵になります。
新商品やキャンペーンを多くの人に届けたい方は、ぜひX(Twitter)広告を検討してみてください。