課題・目的
キャンペーンをしたい
投稿日2023.07.28
更新日2025.04.22
フォロー&リポストキャンペーンの始め方ガイド|準備から実施まで徹底解説!

X(Twitter)キャンペーンとはX(Twitter)におけるフォローやリポスト(リツイート)、ハッシュタグを活用したプレゼント企画のことです。
X(Twitter)キャンペーンを活用することで、まだ知名度がないアカウントも一気に知名度を獲得できたり、商品やサービスの認知拡大が図れたり、サービスや商品のブランディング向上にもつながるなど、様々なメリットがあります。
X(Twitter)キャンペーンの中でもフォロー&リポストキャンペーンは最も一般的なプレゼント企画で、多くの企業が活用しています。
今回は、フォロー&リポストキャンペーンの作成方法や注意点について具体例を見ながら詳しく紹介します。
フォロー&リポストキャンペーンとは
フォロー&リポストキャンペーンとは、企業の投稿(ツイート)に対して企業アカウントのフォローとリポストをすることでプレゼント企画に参加するキャンペーン方法です。
フォロー&リポストキャンペーンのメリットは、ツールを導入することなく実施できるため、コストが安い点が挙げられます。X(Twitter)広告用のアカウントを作成すれば、誰でもキャンペーンを実施することができます。
ただ、実施に向けて目的を設定し内容を十分に整理しなければ、認知拡大の割合が下がってしまいターゲットに届かない可能性もあります。
フォロー&リポストキャンペーンの実施に向けて準備すること
フォロー&リポストキャンペーンを実施するには、事前の準備が大切です。
準備すべきことは下記の2つ。
- キャンペーン実施の目的・目標を設定する
- キャンペーンの詳細を決める
それぞれ詳しく説明します。
キャンペーン実施の目的・目標を設定する
X(Twitter)キャンペーンを実施する際は、なぜキャンペーンを実施するのか、どんな目的や目標を達成するためにキャンペーンを行うのかを決定をしましょう。
キャンペーンの目的によって設定すべき目標数値には以下の例が挙げられます。
目的 | 目標数値 |
認知の拡大 | フォロワー数、インプレッション数 |
ECサイトなどへの導線確保 | ウェブサイトのクリック数 |
UGC(ユーザー生成コンテンツ)の獲得 | リポスト(リツイート)数、引用リポスト(リツイート)数 |
大切なのは、ただ漠然と「認知度を拡大する」や「ブランディングを強化する」といった抽象的な目標設定にするのではなく、認知度を拡大するためにどれくらいの反応が必要なのか、ブランディングを強化する基準を何にするのかを決めた上で運用することです。目的を定めた後は、キャンペーンのターゲットを決めましょう。
ターゲットの性別や年齢によって投稿で利用する画像のデザインや色味、コンテンツライティングなど発信の内容やトンマナ(トーン&マナー: コンセプトや雰囲気に一貫性をもたせること)が変わります。
キャンペーンの詳細を決める
キャンペーンの目的や目標が決定したら、次にキャンペーン内容の詳細を決めていきましょう。
キャンペーン詳細とは以下のような項目になります。
- 実施期間
- 予算
- 抽選方法
- プレゼント内容
- 発送方法
予算にはプレゼントの費用だけでなく、発送にかかる費用や人件費を含めておきましょう。
基本的な項目を決めた後は、予想以上の応募がきた場合のフローを検討しておくことも大切です。トラブルが起きた場合の対応や担当範囲を決めておけば、キャンペーン中の対応がスムーズになります。
フォロー&リポストキャンペーンの実施の方法
キャンペーン実施の流れや内容の詳細が決まったら、フォロー&リポストキャンペーンの投稿を作っていきましょう。
フォロー&リポストキャンペーンの投稿を作成する際は以下を実施してみてください。
- キャンペーン投稿(ツイート)の作成方法
- 投稿(ツイート)内容に入れるべき項目
- キャンペーン実施する際の注意点
それぞれ詳しく説明します。
キャンペーン投稿の作り方
作成手順は以下のとおりです。
- 企画内容の確定
- 投稿に利用する画像の作成
- 投稿文を作成・画像の設置
- 投稿(ツイート)する
キャンペーン投稿を作成する場合の手順は通常の投稿と同様です。
キャンペーン投稿に載せる内容
キャンペーン専用の投稿には、以下の情報を文字と写真で説明するようにしましょう。
- 応募方法
- プレゼント内容
- 当選人数
- 締切日
- ハッシュタグ
キャンペーンの例としてJR東日本のキャンペーンを見てみます。
「目指せ10万フォロワー」という文言から、このキャンペーンの主な目的はフォロワー数の増加であると考えられます。
投稿の工夫としては、プレゼントの内容や応募方法がひと目で理解できるように、画像に豊富な情報を盛り込んでいる点が挙げられます。また、フォロー対象のアカウントを投稿内に明記し、タップするだけでプロフィールにアクセスできるようにしているのも効果的です。
さらに、詳細情報を確認できるリンクを画像に掲載することで、キャンペーンの内容を把握しやすくしています。拡散力を高めるには、「フォローリポスト」や「キャンペーン」などの関連ハッシュタグを活用するのが有効です。これにより、キャンペーン参加に前向きなユーザーに届きやすくなります。
キャンペーン実施の注意点|DM受信設定の確認
キャンペーン時の注意点としては、問い合わせ対応です。
参加者からの問い合わせがあった際に答えられるように、DM受信設定をすべてのアカウントからのメッセージを受信可能にしておきましょう。設定の手順は以下のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「プライバシーと安全」を開く
- 「ダイレクトメッセージ」を開く
- 「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」をオンにする
問い合わせ窓口を設定しておけば、トラブルがあった際もすぐに対応できます。
なお、当選者への連絡にDMを使用する場合、当選者がDMを受信できるような設定にしておく必要があります。応募の際の注意事項に「DMを受け取れるよう設定しておくこと」を明記しておくのがよいでしょう。
まとめ
今回はX(Twitter)キャンペーンのうち、フォロー&リポストキャンペーンについて紹介しました。
フォロー&リポストキャンペーンは参加ハードルが低く拡散性が高く、また企業側のコストも抑えることができるため、効率よくフォロワーを増やしたい企業におすすめのキャンペーン方法です。
キャンペーン効果を十分に発揮するためには事前の準備が大切です。またキャンペーン実施後は効果検証を行うことで、次回のキャンペーンに活かせます。
PDCAサイクルを回しながら、X(Twitter)キャンペーンを定期的に実施しましょう。