キャンペーンをしたい
X(Twitter)の高い拡散力を活用し、企業アカウントや商品・サービスの認知拡大を図る手法のひとつが「キャンペーン」です。短期間で認知度を大きく高める効果が期待できる「キャンペーン」の特徴や活用メリットについて解説します。
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X(Twitter)キャンペーンの成功ガイド:目的設定から実施のコツまで徹底解説
X(Twitter)は、リアルタイムで多くのユーザーとつながり、瞬時に情報を拡散できる強力なSNSプラットフォームです。多くの企業がブランド認知度の向上や販売促進を目的としたキャンペーンを実施しています。しかし、ただキャンペーンを行うだけでは効果を最大限に引き出すことはできません。成功させるためには、明確な目的設定や効果的なキャンペーン形式の選定が不可欠です。 本記事では、X(Twitter)でキャンペーンを成功させるための基本的な目的設定から具体的な実施のコツを、SocialDogの機能を交えてご紹介します。 ※ご契約プランによっては、一部の機能がご利用いただけない場合がございます。 キャンペーンの目的設定 キャンペーンを開始する前に、明確な目的を設定することが必要です。以下のような目的が一般的です。 キャンペーンの形式 X(Twitter)のキャンペーン形式は実施目的に応じて選択することができます。以下に効果的なキャンペーンを2つ紹介します。 フォロー&リポストキャンペーン シンプルながら非常に効果的なキャンペーン形式です。参加者に割引クーポンや期間限定オファーを与えることで、直接販売へつなげることもできます。 フォローとリポスト(リツイート)は比較的簡単なアクションであり、ユーザーにとって参加しやすいため、参加率が高くなる傾向があります。 ハッシュタグキャンペーン 特定のハッシュタグを利用して、ユーザーに投稿を促す形式です。 「#SocialDog活用チャンレジ」のようなユニークなハッシュタグを作成し、それを使ってもらうことで、より多くのエンゲージメントを生むことができます。 キャンペーンが大成功すると、X(Twitter)のトレンドにランクインすることもあります。 SocialDogの機能を活用して、効率的にキャンペーンを実施 SocialDogの機能を活用することで、キャンペーンを簡単に実施することができます。詳しくは以下リンクから確認できます。 実施方法と成功のコツ キャンペーンを成功させるためには、いくつかの重要なポイントに注意する必要があります。 キャンペーン結果の分析 キャンペーンが終了した後、その成果を詳細に分析することが重要です。主な指標には以下が含まれます。 SocialDogを活用してキャンペーンを分析 エンゲージメントやインプレッション、リンククリック数を確認する 「投稿パフォーマンス」では、投稿が獲得したインプレッションやエンゲージメントを時間別・日別・週別・月別で確認できます。 URLクリック数、ハッシュタグクリック数など、多様な分析項目に対応しており、キャンペーンリンクのクリック数も確認することができます。 投稿一覧から投稿を1つ選んでクリックすると「投稿詳細」ページが開きます。 対象のキャンペーン投稿の「投稿詳細」ページを見ることで、キャンペーンの効果をひと目で確認することができます。 フォロワー数を確認 「フォロワーサマリー」では、「フォロワー数」「フォロー数」「FF比」の推移のデータをグラフで確認できます。 フォロワー増減サマリー 「フォロワー増減サマリー」では、「新規フォロワー数」「フォロワー解除数」「フォロワー純増」の推移のデータをグラフで確認できます。 キャンペーン実施前後の推移を確認し、フォロワー数の増加を視覚的に把握することができます。 フォロワーの変動 「フォロワーの変動」では、「フォロワー数」「新規フォロワー数」「フォロワー解除数」「フォロワー純増」を表形式で確認できます。 フォロワーのフォロー継続率 「フォロワーのフォロー継続率」では、フォロワーのフォロー継続率を「1週間」「1か月」「1年」単位で確認できます。フォロー継続率が低い場合、フォローされてもすぐにフォロー解除されてしまっていることになります。 キャンペーンを通じて獲得したフォロワーが、自社アカウントをどれだけ継続的にフォローしているかを把握できます。 まとめ この記事では、X(Twitter)キャンペーンを成功させるための目的設定から実施のコツ、そして結果の分析までを解説しました。効果的なキャンペーンを行うためには、目的を明確にし、ターゲットに合わせた形式と戦略を立てることが不可欠です。 また、キャンペーン後の結果を分析し、次の施策へのフィードバックを行うことで、長期的な成功につながります。SocialDogを活用すれば、キャンペーンの実施と分析を効率的に行い、より効果的なキャンペーンを実施することができます。本記事を参考に、魅力的なキャンペーンを実施し、ブランドの成長につなげましょう。
2025.03.26
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X(Twitter)キャンペーンで注意すべき規約とは?違反リスクを防ぐポイントを解説
X(Twitter)キャンペーンを実施する際は、法律やX(Twitter)の定めたルールを守る必要があります。ルールに違反したキャンペーンを実施してしまえば、X(Twitter)アカウントの凍結や消費者庁による行政処分などのペナルティを受ける可能性があります。 特に、景品表示法などはX(Twitter)に関わらずインターネットでマーケティング施策を行う際には必ず守らなければならないルールと言えるでしょう。 今回はX(Twitter)キャンペーンを実施する際に必要な規約の作成方法や守るべきルールについて紹介します。これからX(Twitter)キャンペーンの実施を検討されている方は絶対に見ておいて欲しい情報ばかりですので、ぜひご参考ください。 キャンペーンはルールを守った上で実施 まず、X(Twitter)キャンペーンを実施する上で、守るべきルールは下記の2点です。 項目ごとの注意点を細かくみていきましょう。 X(Twitter)のガイドライン X(Twitter)にはキャンペーンの実施についてのガイドラインがあります。違反すれば、アカウントの一時停止や最悪の場合凍結の可能性もあるため、キャンペーン実施の際には注意が必要です。 ガイドラインには、下記の5つの項目が挙げられています。 それぞれ対応策を見ていきましょう。 複数アカウントを作成させない ユーザーが複数のアカウントで応募すれば、全てのアカウントが凍結してしまう危険性があります。 キャンペーンに参加するために複数のアカウントを作成するユーザーを防ぐために、規約には「複数アカウントでの応募禁止」という項目を加えておきましょう。 繰り返し同じ投稿をさせない キャンペーンの当選確率を上げるために、参加者が複数回リポスト(リツイート)を繰り返す場合があります。同じ内容、もしくはほぼ同じ内容やリンクの投稿をすることはX(Twitter)のルール違反となります。 同じ投稿を防ぐためにも、「一番多くリポスト(リツイート)した利用者に賞品を提供」などのルールは避けましょう。複数の投稿を指示する場合は、回答内容のレパートリーを増やすなどの工夫が必要です。 主催者の@ユーザー名を含めて投稿(ツイート)してもらう 応募者の見逃しを防ぐために、主催者の@ユーザー名を含めて投稿(ツイート)するという条件を追加するのもおすすめです。ただ、キャンペーンによっては引用リポスト(リツイート)を提案することで応募者を把握している場合があります。 キャンペーンに関連する話題を盛り込むように推奨する 特にハッシュタグキャンペーンで工夫すべき点は、キャンペーン参加者だけを識別できるハッシュタグを用意することです。応募条件のハッシュタグが日常的に利用される内容であれば、キャンペーン参加者との区別が難しくなります。 また、キャンペーンと関係のないハッシュタグを利用すればX(Twitter)のルールに違反するため、注意が必要です。 X(Twitter)ルールに準拠する X(Twitter)ルールはこちらから確認できます。プライバシーの保護や信頼性の確保など、あらかじめルールを確認して違反のないキャンペーン内容を企画しましょう。 景品表示法について 景品法とは、販売をする商品とは異なる商品をプレゼントする場合に従う法律です。条件による制限の違いは下記のとおりです。 キャンペーンの条件 プレゼント金額の上限 プレゼント全体の金額上限 誰でも応募可能 なし なし 【一般懸賞】商品やサービスを利用者に対して抽選やくじ引き等によるプレゼント提供 ・取引価額が5,000円未満:取引価額の20倍まで・5,000円以上:100,000円 ・懸賞に係る売上予定総額の2% 【共同懸賞】複数の団体が共同でのプレゼント提供 ・300,000円 ・売上予定金額の3% 【総付景品】来店、購入特典でのプレゼント提供 ・1,000円未満:200円・1,000円以上:商品やサービス代金の10分の2 なし 景品法に違反すれば、消費者庁や各都道府県から措置命令が下されます。その後も改善されない場合は、個人に対して2年以下の懲役又は300万円以下の罰金、あるいはその両方が科され、法人に対しては3億円以下の罰金が科されるため、注意しましょう。 規約を用意してキャンペーン中のトラブルを防ぐ キャンペーンを実施するには、規約の準備も大切です。ここでは規約の必要性や、作成する場合に加えるべき項目、キャンペーン内で規約を表示する方法について紹介します。 なぜ規約が必要なのか 規約を設置する理由は、トラブルの予防です。キャンペーンを実施すれば、幅広い層の参加者が応募するため、想定外の行動をとる可能性も出てきます。 規約を設定するということは、参加者に対して定めたルールの遵守を約束してもらうということ。規約内にキャンペーン主催者の説明責任や責任の範囲を提示し、問い合わせ先を設置しておけば、トラブルが発生する確率を減らし、トラブルが発生した際の対応がスムーズになります。 規約をリスト化して確認 キャンペーンの応募規約に記載するべき内容は以下のとおりです。 項目に抜けがないように、テンプレートを用意しておくことがおすすめです。 キャンペーン中の規約の表示方法 キャンペーンを実施する際は、参加者がいつでも規約を確認できるように表示しておく必要があります。規約の表示方法は以下の2点です。 規約を画像にしてキャンペーン投稿のスレッドに投稿する方法は、以下のような方法です。 スレッドで投稿すれば、参加者の見逃しを防ぐだけなく追加情報も載せやすいため、おすすめです。 まとめ 今回はX(Twitter)キャンペーンを実施する際に注意すべき規約の概要や作成方法、設置すべき場所について紹介しました。 トラブルを防止するためにも、キャンペーンを実施する際には規約の提示が必須です。X(Twitter)ルールや景品法に違反しないように、事前に内容を把握しておく必要があります。 今回紹介した項目を参考に、規約を作成してみてください。
2023.07.28
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ハッシュタグキャンペーンの始め方ガイド|準備から実施まで徹底解説!
X(Twitter)のハッシュタグは認知を拡大させるための重要なツールのひとつです。SNSではリアルタイムに移り変わるトレンドが反映されやすいハッシュタグを攻略することで、より拡散性の高い投稿が作りやすくなります。 そんなハッシュタグを活かしたマーケティング施策のひとつに、「ハッシュタグキャンペーン」があります。企業やブランドの公式Xアカウントを活用し、特定のハッシュタグを使ってユーザーに投稿を促すこの方法は、商品名や企業名の認知拡大はもちろん、売上アップにもつながる可能性があります。この記事では、そんなハッシュタグキャンペーンの特徴やメリット、成功のポイントについてご紹介します。 ハッシュタグキャンペーンとは|概要やメリットデメリットまで そもそもハッシュタグとは「#○○」のように、「#(ハッシュ)」を用いたタグを活用するSNS機能のひとつです。 例えば、新商品を発売する際に「#新商品」というハッシュタグを作成すれば、新商品を求めているユーザーにいち早く情報を届けられます。対照的に、ユーザー側が商品やサービスなどの情報を探したり口コミを投稿したりする際にもハッシュタグが用いられ、ユーザーが発信するハッシュタグには「信憑性のある口コミ」や「ハッシュタグを使っている人の数」などによるブランディングの効果も期待できます。 そんなハッシュタグをキャンペーンとして利用する施策が「ハッシュタグキャンペーン」と呼ばれています。ハッシュタグキャンペーンは、ユーザーにハッシュタグをつけて投稿してもらうことで、UGCとしてのブランディング効果とユーザーの拡散による認知を拡大させる仕組みです。 多くの場合、ハッシュタグをつけて投稿してもらうことにもユーザー側の工数がかかるため「ハッシュタグ付き投稿で○%割引」や「ハッシュタグ投稿の中から抽選で○名様にプレゼント」などのユーザー側に利益をもたらす方法で行われています。 ハッシュタグキャンペーンのメリット|認知拡大とUGCの獲得 ハッシュタグキャンペーンのメリットは以下の2点です。 ハッシュタグキャンペーンの応募条件には、指定のハッシュタグを付けて投稿することが多いです。キャンペーン参加者が少なくとも1回は特定のハッシュタグを利用するため、ユーザーのフォロワー全体に該当のハッシュタグが拡散され、キャンペーン期間中は通常期よりも認知拡大が期待できます。 またキャンペーン内容によっては、ハッシュタグだけじゃなく商品の口コミ投稿を条件にする事も可能です。参加者による口コミは、キャンペーン終了後も商品のUGCとして継続的に売り上げに貢献します。キャンペーンをきっかけに多くのユーザーの声を聞けるため、商品企画や改善にも役立ちます。 ハッシュタグキャンペーンのデメリット|キャンペーン後の対応が大変 ハッシュタグキャンペーンのデメリットはキャンペーン後の対応の工数です。 ハッシュタグキャンペーンは大量の応募が来てしまった場合に当選作業や返信作業などの工数がかかる可能性があります。 このような集計や当選作業の手間を削減するには、ツールの導入がおすすめです。ツールによってはキャンペーンページの作成やデータ収集、分析まで対応しているものもあるため、予算と相談しながら検討してみてください。 バズるハッシュタグキャンペーンを実施するためには下準備が大切 ハッシュタグキャンペーンの中には実際の想定よりも多くの参加者を獲得できて、いわゆる「バズる」といわれるキャンペーンがあります。 より多くのキャンペーン参加者を募ってキャンペーンを成功させるには、事前の準備が大切です。事前に準備しておくべき項目は以下の2点です。 キャンペーンの実施目的や目標を設定する|明確なゴールを定めればやるべきことが見えてくる キャンペーン内容を決める前に、目的や目標を設定しましょう。まずは現状の把握をした上で、X(Twitter)キャンペーンで改善できる点は何かを考えます。 例えば課題や改善したいポイントが分かっていれば、キャンペーン中に重要視すべきポイントが把握できます。 上記のように指標を細分化し、目的に合わせたKPI(定量目標)を定めれば、数値を伸ばすためのキャンペーン実施の内容を工夫できるでしょう。 キャンペーンの実施内容を決める|チェックリストを作って確認する キャンペーンの詳細を決める場合は、チェックリストなどを使って漏れがないように進めるのがおすすめです。実施内容として決める項目は以下のとおりです。 項目ごとに詳細を固めていけば、キャンペーン内容がブラッシュアップされます。 成功事例を参考に実際の投稿(ツイート)を作成|注意すべき点や工夫すべき点も紹介 キャンペーン内容を固めたら、実際に投稿を作成しましょう。ここでは成功事例をみながら工夫すべき点と注意点について紹介します。 参加したくなる工夫を取り入れる|成功事例を比較してポイントをおさらい X(Twitter)では、参加したくなる工夫を取り入れることで話題性が高まります。 目的 工夫ポイント 参加意欲を高める ハッシュタグ投稿で当選確率UP毎日応募AかBか選んで応募 参加しやすい環境作り 〇〇の日、季節のイベントに合わせたキャンペーン 分かりやすい参加条件 引用RTだけ口コミを含めた引用RT自分の好きな商品を書いてRT ハッシュタグキャンペーンの成功事例として2つの事例を比較しましょう。 チルアウトは「自分の休憩を投稿する」というキャンペーンを実施しました。自分の意見を投稿する方法は、気軽に参加しやすくかつ応募者の回答も気になる仕組みです。 一方でマルトモの実施したハッシュタグキャンペーンは、口コミの獲得が目的です。応募条件に商品を利用して作った料理写真を提示することで、ハッシュタグと共に商品写真が集まります。実際に作った料理はUGCとして活用できるため、キャンペーン終了後も役立てることが可能です。 このように、同じハッシュタグキャンペーンでも目的が違うだけで内容が変わることを理解しておきましょう。 キャンペーン中のトラブルを防ぐために対策すべきポイント キャンペーンを成功させるためには、トラブル対策も大切です。下記の3つに注意しましょう。 特に景表法などには、プレゼント内容や金額の制限があります。また、X(Twitter)のガイドラインに違反すればアカウントが凍結する危険性もあるため、事前に必要な手続きを確認し、ゆとりを持って対応しておきましょう。 キャンペーンの応募規約も、ユーザの目の留まる箇所に掲示するようにしましょう。X(Twitter)の140字制限には収まらないことが多いため、規約を画像化して、スレッドで投稿するなどが検討できます。 まとめ 今回はハッシュタグキャンペーンについて企画を進める手順やキャンペーン内容で工夫すべきポイントについて紹介しました。 キャンペーンを成功させるには、事前の準備が重要です。参加しやすい内容や当選した人への対応がすぐできる環境作りをすることでトラブルなく進められます。 他社のキャンペーンを参考に、自社の課題を解決できるようなキャンペーンを実施してみてください。
2023.07.28
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フォロー&リポストキャンペーンの始め方ガイド|準備から実施まで徹底解説!
X(Twitter)キャンペーンとはX(Twitter)におけるフォローやリポスト(リツイート)、ハッシュタグを活用したプレゼント企画のことです。 X(Twitter)キャンペーンを活用することで、まだ知名度がないアカウントも一気に知名度を獲得できたり、商品やサービスの認知拡大が図れたり、サービスや商品のブランディング向上にもつながるなど、様々なメリットがあります。 X(Twitter)キャンペーンの中でもフォロー&リポストキャンペーンは最も一般的なプレゼント企画で、多くの企業が活用しています。 今回は、フォロー&リポストキャンペーンの作成方法や注意点について具体例を見ながら詳しく紹介します。 フォロー&リポストキャンペーンとは フォロー&リポストキャンペーンとは、企業の投稿(ツイート)に対して企業アカウントのフォローとリポストをすることでプレゼント企画に参加するキャンペーン方法です。 フォロー&リポストキャンペーンのメリットは、ツールを導入することなく実施できるため、コストが安い点が挙げられます。X(Twitter)広告用のアカウントを作成すれば、誰でもキャンペーンを実施することができます。 ただ、実施に向けて目的を設定し内容を十分に整理しなければ、認知拡大の割合が下がってしまいターゲットに届かない可能性もあります。 フォロー&リポストキャンペーンの実施に向けて準備すること フォロー&リポストキャンペーンを実施するには、事前の準備が大切です。 準備すべきことは下記の2つ。 それぞれ詳しく説明します。 キャンペーン実施の目的・目標を設定する X(Twitter)キャンペーンを実施する際は、なぜキャンペーンを実施するのか、どんな目的や目標を達成するためにキャンペーンを行うのかを決定をしましょう。 キャンペーンの目的によって設定すべき目標数値には以下の例が挙げられます。 目的 目標数値 認知の拡大 フォロワー数、インプレッション数 ECサイトなどへの導線確保 ウェブサイトのクリック数 UGC(ユーザー生成コンテンツ)の獲得 リポスト(リツイート)数、引用リポスト(リツイート)数 大切なのは、ただ漠然と「認知度を拡大する」や「ブランディングを強化する」といった抽象的な目標設定にするのではなく、認知度を拡大するためにどれくらいの反応が必要なのか、ブランディングを強化する基準を何にするのかを決めた上で運用することです。目的を定めた後は、キャンペーンのターゲットを決めましょう。 ターゲットの性別や年齢によって投稿で利用する画像のデザインや色味、コンテンツライティングなど発信の内容やトンマナ(トーン&マナー: コンセプトや雰囲気に一貫性をもたせること)が変わります。 キャンペーンの詳細を決める キャンペーンの目的や目標が決定したら、次にキャンペーン内容の詳細を決めていきましょう。 キャンペーン詳細とは以下のような項目になります。 予算にはプレゼントの費用だけでなく、発送にかかる費用や人件費を含めておきましょう。 基本的な項目を決めた後は、予想以上の応募がきた場合のフローを検討しておくことも大切です。トラブルが起きた場合の対応や担当範囲を決めておけば、キャンペーン中の対応がスムーズになります。 フォロー&リポストキャンペーンの実施の方法 キャンペーン実施の流れや内容の詳細が決まったら、フォロー&リポストキャンペーンの投稿を作っていきましょう。 フォロー&リポストキャンペーンの投稿を作成する際は以下を実施してみてください。 それぞれ詳しく説明します。 キャンペーン投稿の作り方 作成手順は以下のとおりです。 キャンペーン投稿を作成する場合の手順は通常の投稿と同様です。 キャンペーン投稿に載せる内容 キャンペーン専用の投稿には、以下の情報を文字と写真で説明するようにしましょう。 キャンペーンの例としてJR東日本のキャンペーンを見てみます。 「目指せ10万フォロワー」という文言から、このキャンペーンの主な目的はフォロワー数の増加であると考えられます。 投稿の工夫としては、プレゼントの内容や応募方法がひと目で理解できるように、画像に豊富な情報を盛り込んでいる点が挙げられます。また、フォロー対象のアカウントを投稿内に明記し、タップするだけでプロフィールにアクセスできるようにしているのも効果的です。 さらに、詳細情報を確認できるリンクを画像に掲載することで、キャンペーンの内容を把握しやすくしています。拡散力を高めるには、「フォローリポスト」や「キャンペーン」などの関連ハッシュタグを活用するのが有効です。これにより、キャンペーン参加に前向きなユーザーに届きやすくなります。 キャンペーン実施の注意点|DM受信設定の確認 キャンペーン時の注意点としては、問い合わせ対応です。 参加者からの問い合わせがあった際に答えられるように、DM受信設定をすべてのアカウントからのメッセージを受信可能にしておきましょう。設定の手順は以下のとおりです。 問い合わせ窓口を設定しておけば、トラブルがあった際もすぐに対応できます。 なお、当選者への連絡にDMを使用する場合、当選者がDMを受信できるような設定にしておく必要があります。応募の際の注意事項に「DMを受け取れるよう設定しておくこと」を明記しておくのがよいでしょう。 まとめ 今回はX(Twitter)キャンペーンのうち、フォロー&リポストキャンペーンについて紹介しました。 フォロー&リポストキャンペーンは参加ハードルが低く拡散性が高く、また企業側のコストも抑えることができるため、効率よくフォロワーを増やしたい企業におすすめのキャンペーン方法です。 キャンペーン効果を十分に発揮するためには事前の準備が大切です。またキャンペーン実施後は効果検証を行うことで、次回のキャンペーンに活かせます。 PDCAサイクルを回しながら、X(Twitter)キャンペーンを定期的に実施しましょう。
2023.07.28
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X(Twitter)キャンペーンの種類と活用術!3つの手法とメリット・注意点を解説
X(Twitter)の拡散性を利用した企業のアカウントや企業の商品やサービスの認知拡大を図る方法のひとつに「X(Twitter)キャンペーン」があります。X(Twitter)キャンペーンとは、一般的にユーザーに対して企業の情報収集や認知拡大を行うためにユーザーになんらかのベネフィットを与え、フォロー&リポスト(リツイート)やいいねの行動を喚起する施策です。 X(Twitter)のキャンペーンは、ユーザーに直接的なメリットを提供できるため、短期間で認知度を大きく高める効果が期待できます。さらに、多くのユーザーからの反応が得られるだけでなく、企業のブランディング強化につながる事例もあります。 本記事では、X(Twitter)キャンペーンの種類や活用方法をわかりやすく解説します。SNSを活用して認知拡大やユーザーからの反応を獲得したいとお考えの担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。 X(Twitter)キャンペーンとは?なぜ実施するのか X(Twitter)キャンペーンとは、企業アカウントがX(Twitter)上で実施するプレゼントキャンペーンのことで、X(Twitter)のもつ拡散性の高さや情報伝達スピードの速さを活用しています。 気軽に参加できて、プレゼントをもらえる可能性が高いX(Twitter)キャンペーンは、X(Twitter)利用目的のひとつにも挙げられるほど認知が広がっています。 引用:[Twitterの企業アカウントに関する調査|株式会社ネオマーケティング] 実際に、株式会社ネオマーケティングの調査によると、X(Twitter)ユーザーの40.5%が「キャンペーンなどに参加するために利用している」と回答しています。 従来のキャンペーンでは、専用フォームの入力や個人情報の提出といった手間が参加のハードルとなり、応募者数の伸び悩みに繋がるケースがありました。しかし、X(Twitter)キャンペーンでは、アカウントを持っているユーザーであれば誰でも気軽に参加できる仕組みが整っているため、参加率が高く、多くの反応が期待できます。 また、X(Twitter)キャンペーンの多くは、プレゼント企画や特典の抽選など、ユーザーに明確なベネフィットを提示することが前提となっており、オーガニック投稿と比較して高いエンゲージメントが得られるのも特徴です。 そのため、知名度の低い新サービスや新商品の場合でも、SNSキャンペーンを活用することで短期間で効果的に認知拡大を図ることが可能です。 ここからは、X(Twitter)キャンペーンを実施することで得られる具体的なメリットについて詳しく解説していきます。自社のSNS戦略と照らし合わせながら、導入の参考にしてみてください。 X(Twitter)キャンペーン実施のメリット|認知の拡大と継続的な運用の手助けになる X(Twitter)キャンペーンを実施するメリットは下記の3つです。 X(Twitter)キャンペーンの多くは参加者にフォローやリポスト(リツイート)を促します。キャンペーンを実施するとフォロワーの増加はもちろん、認知拡大が期待でき、話題性を創出したことで、日常生活での商品の認知が高まります。 X(Twitter)キャンペーンは実施後にも継続的に運用がしやすいというメリットもあります。X(Twitter)キャンペーンの参加者の66.1%はキャンペーン終了後も継続的にアカウントをフォローしているという結果が出ています。 引用:[Twitterの企業アカウントに関する調査|株式会社ネオマーケティング] キャンペーンによるアカウントの認知拡大後は、継続的なアカウント運用を通して商品購入の動線を作り、利用率や購入率を上げることも可能です。 フォロワー獲得後もフォロワーを維持しながら運営するには、アカウント運用に関する基盤をあらかじめ固めておく必要があります。 X(Twitter)キャンペーンの種類 X(Twitter)キャンペーンには以下のような種類があります。 キャンペーンごとの特徴や強み、注意点について見ていきましょう。 フォロー&リポストキャンペーン|後日来るDMが楽しみになる キャンペーン参加条件にフォローとリポストを指定する方法です。X(Twitter)キャンペーンの中で最も一般的な形式で、企業の認知拡大を目的に効果的です。 フォロー&リポストのメリットは、LPなどの別設置が必要ないため企業が継続的に実施しやすい点と参加者が気軽に参加できる点です。一方でリポスト(リツイート)によって参加者の投稿を促すため、通常アカウント(一般ユーザー)の参加率が下がり、懸賞参加用に作られたアカウントの利用が増えるデメリットもあります。 インスタントウィン|すぐにリプライが返ってくる気軽さ インスタントウィンとは、指定された投稿のリポスト(リツイート)をするだけですぐにリプライやURLによって当選結果が分かるキャンペーンです。 インスタントウィンのメリットは、結果が分かるため応募数が高くなりやすい点と毎日実施することで応募率を伸ばせる点です。一方で投稿数の制限などにより、認証アカウントやポスト制限解除アカウントでないと実施が難しいというデメリットもあります。 ハッシュタグキャンペーン|投稿の話題性を集める ハッシュタグキャンペーンとは企業が指定したハッシュタグをつけて投稿することで応募に参加できるキャンペーンです。 企業の新商品やサービスに関するハッシュタグを指定することで、指定したハッシュタグが拡散し認知向上を期待できます。さらに、口コミ投稿を条件にすればUGCの獲得ができ、企業の売上アップにも貢献する可能性があります。 一方でハッシュタグの内容に注意しなければ、間違ったハッシュタグが拡散される場合も。特定のハッシュタグが含まれた投稿内容のテンプレートを用意するなど対策が必要で、準備に時間がかかるデメリットがあります。 キャンペーン実施の上で注意すること X(Twitter)キャンペーンを実施する場合は、X(Twitter)の提示するガイドラインに従いましょう。ガイドラインを遵守していなければ、アカウントが一時的にロックされたり、永久凍結されたりする可能性があります。 X(Twitter)の提唱するガイドラインの内容は主に下記のとおりです。 まとめ 今回は、X(Twitter)を活用した企業アカウントの運用方法としてX(Twitter)キャンペーンについて紹介しました。 キャンペーンには複数の種類があり、目的によって使い分ける必要があります。話題性を出すための準備や、キャンペーンによって獲得したフォロワーを維持するためにキャンペーン後の動きについても検討することが大切です。
2023.07.24