X(Twitter)でより多くのユーザーに投稿を届けるには、ハッシュタグ選びが欠かせません。よく使われているタグや今伸びているタグの目安をつかめれば、投稿のリーチやエンゲージメントの向上が見込めるためです。
とはいえ、「どのタグがどれくらい使われているのか」「人気のタグを手軽に調べる方法はないのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ハッシュタグの件数や人気度の目安をつかむ無料の方法と、専用ツールを使って詳しく分析する方法を紹介します。後半では、ハッシュタグキャンペーンを実施するときのポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
無料でハッシュタグの件数・人気を調べる方法

ハッシュタグの調査は、まず無料の手段で大まかな傾向をつかむところから始められます。
無料で分かるのは「今どのタグが盛り上がっているか」「特定タグのポスト数がどう推移しているか」といった目安です。一方で、特定タグの正確な合計件数を出したり、過去にさかのぼって集計したり、タグごとの平均リポスト数・いいね数を比較したりといったことは無料の範囲では対応できません。
ここからは、無料で使える代表的な3つの方法を見ていきます。
X(Twitter)の高度な検索
X(Twitter)には「高度な検索」という公式機能があり、ハッシュタグを含む投稿を条件付きで絞り込めます。
PCブラウザでXの検索窓右側にあるアイコンをクリックすると「高度な検索」の設定画面に移動します。ここでは、キーワードの一致条件、日付の範囲、言語、いいねやリポストの最小件数といった細かな条件で検索結果を絞り込めるため、「特定のハッシュタグが、ある期間にどんな投稿で使われたか」を確認するのに便利です。
ただし、高度な検索ではハッシュタグの合計件数そのものは表示されません。
Yahoo!リアルタイム検索
Yahoo!リアルタイム検索は、X(Twitter)の投稿をログイン不要・無料で検索できるサービスです。
ハッシュタグやキーワードを入力するとポスト数の推移グラフが表示され、「24時間」「7日間」「30日間」の3つの期間で、そのタグがどれくらい使われているかの傾向を視覚的につかめます。
グラフ上の期間をドラッグで選択すると、その範囲内のポスト総数も表示されます。おおよその投稿量を視覚的に確認できるため、「このタグが今どれくらい盛り上がっているか」を手早くつかみたいときに重宝します。
一方で、30日より前のデータにはさかのぼれず、表示される件数もX上の全投稿を網羅した正確な全件数ではありません。
Twittrend(ついっトレンド)
Twittrend(ついっトレンド)は、X(Twitter)のトレンドハッシュタグを地域別にランキング表示してくれるサービスです。
ついっトレンドは、「特定のタグの件数を調べる」というよりも、「今どんなタグが伸びているかを探す」ための手段として使えます。日本全体だけでなく、東京・大阪・名古屋などの主要都市ごとのトレンドも確認でき、さらに1時間前から3日前まで時間をさかのぼって表示を切り替えられるのが特徴です。
ハッシュタグの件数を正確に調べるなら専用ツール

無料の方法でもタグの盛り上がりや人気の傾向はつかめますが、正確な合計投稿数を集計したい、過去にさかのぼってデータを分析したい、タグごとの平均リポスト数やいいね数を比較したいといった場合には、専用のハッシュタグ分析ツールが必要です。
本記事では、代表的な3つのツールについて、特徴と料金の両面から比較します。
【ハッシュタグの件数・人気を調べられる専用ツール】
| ツール | 料金(2026年6月時点・各公式要確認) | 無料利用 | 分かること |
|---|---|---|---|
| SocialDog | ハッシュタグ検索はBusiness以上。月額29,800円/年額払いの場合 月19,800円〜(税抜) | Freeプランあり(ハッシュタグ検索は対象外) | よく使われる20万件のタグ・平均リポスト/いいね数 |
| Tweet Binder | Starter 月額9,499円〜(年額37,800円)・投稿数balance制 | 無料レポートあり(直近7日・200投稿) | タグの合計投稿数・リーチ・反応 |
| Social Report | 月額39,800円〜・初期費用無料・単月契約(料金は公式要確認) | 7日間トライアル | 投稿数・併用タグ・人気投稿ランキング・競合調査 |
※料金は時期や閲覧地域により変動する場合があります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
SocialDog

SocialDogは、X(Twitter)・Instagram・Facebook・YouTube・Threads・TikTokに対応したSNS運用ツールで、100万以上のアカウントに利用されています。投稿の予約管理からフォロワー分析、競合調査まで、複数のSNSアカウントをひとつの画面でまとめて運用できるのが特徴です。
中でもハッシュタグ調査に役立つのが「ハッシュタグ検索」機能です。日本語でよく使われる20万件のハッシュタグについて、平均リポスト数やいいね数を確認できるため、感覚ではなくデータに基づいたタグ選びができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象機能 | ハッシュタグ検索(ベータ版・PC版のみ) |
| 対象プラン | Business以上(月額29,800円・年額払いなら月あたり19,800円〜、税抜) |
| Freeプラン | 予約投稿・フォロワー管理など基本機能を利用可能 |
Freeプラン(無料)でも予約投稿やフォロワー管理といった基本機能はひと通り使えるので、まずは無料で始めてSocialDogの操作感をつかんでおくのがおすすめです。ハッシュタグの分析が必要になったタイミングでBusinessプランへ切り替えれば、データに裏付けされたタグ選びにそのまま移行できます。
Tweet Binder(旧TweetReach)

Tweet Binderは、もともと「TweetReach」として提供されていたサービスが統合されたX(Twitter)向けのハッシュタグ分析ツールです。特定のハッシュタグを指定すると、合計投稿数やリーチ、リポスト・いいねなどの反応をレポート形式で確認できます。
無料でも直近7日間・最大200投稿のレポートを作成でき、小規模な調査ならコストをかけずに始められるのが魅力です。有料プランはStarter月額9,499円〜(年額37,800円)で、過去データの分析や大量投稿の集計にも対応しています。
Social Report(旧hashout)

Social Reportは、かつて「hashout」として提供されていたSNS分析ツールが、2026年4月にリブランドしたサービスです。運営は引き続き株式会社hashoutが行っており、X(Twitter)とInstagramのハッシュタグ分析に強みを持っています。
指定したハッシュタグの投稿数やエンゲージメント推移の可視化、人気投稿ランキング、併用タグのリスト化、競合比較といった機能がそろっており、CSV・PDFでのレポート出力にも対応しています。
料金は月額39,800円〜で、初期費用無料・単月契約。無料登録後に1週間のトライアル利用が可能です。

SocialDogは、大手企業から個人事業主まで100万アカウント以上が利用している国内No.1のSNS分析ツールです。
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ハッシュタグキャンペーン実施のポイント

ハッシュタグを使ったキャンペーンは、ただタグを付けて投稿すれば成果が出るというものではありません。タグの付け方ひとつで参加率は変わる上に、X(Twitter)のガイドラインに抵触すればアカウント凍結のリスクもあります。また、応募のハードルが高すぎると、せっかくの企画がユーザーに届かないまま終わってしまうことも珍しくないのです。
ここからは、キャンペーンを企画する前に押さえておきたいポイントを、タグの付け方・ルール・ツール選びの順に紹介します。
ハッシュタグの付け方に注意する
ハッシュタグを使ったキャンペーンを開催する際は、タグの付け方に注意が必要です。基本的には、関連性の高いタグを2〜3個に絞って投稿するのがおすすめです。
また、ハッシュタグには使えない記号があります。「#」のあとにスペースや特殊記号(!、@、$など)が入ると、タグとして認識されないため、事前に動作を確認しておくと安心です。

キャンペーン実施の注意点をおさえる
X(Twitter)上でキャンペーンを実施し成功させるには、以下3つの注意点を意識することが重要です。
それぞれの注意点を順番に解説します。
X(Twitter)公式ガイドラインを遵守する
「X(Twitter)公式ガイドライン」では、キャンペーン開催にあたって以下のような規約を設けています。
- ユーザーに複数アカウントを作成させない
- 繰り返し同じ内容を投稿させない
- 主催者の「@ユーザー名」を含めて投稿してもらう
- キャンペーンに関する話題を盛り込むよう推奨する
- X(Twitter)ルールに準拠する
このほかにも、他者を欺く行為や誤解を招くキャンペーンの開催は禁止されています。
参照:X(Twitter)「キャンペーン実施についてのガイドライン」
目的・目標を明確にしてから始める
X(Twitter)でキャンペーンを開催する際には、目的と数値目標を事前に決めておくことが重要です。「フォロワーを増やす」といった漠然とした目標ではなく、「フォロワーを1,000人獲得する」「いいねを500件獲得する」など、数字的な目標を立てるようにしましょう。
応募方法は簡単にする
キャンペーンへの応募方法はできるだけシンプルにするのが鉄則です。「画像を添えて投稿」のように必要なステップが増えると、ユーザーの参加意欲が下がり、キャンペーン自体が盛り上がらないまま終わるリスクが高くなってしまいます。
フォロワー数が多い場合はキャンペーンツールも使う
フォロワーが多い状態でキャンペーンを実施すると、応募者の収集や当選者の選定・通知といった管理作業が一気に膨らみます。こうした作業を効率化するために、キャンペーン専用ツールの活用も検討してみてください。ここからは、4つのツールをご紹介します。
いずれも現在提供中のサービスで、料金は施策の規模や内容に応じた見積もり制です。それぞれの特徴を紹介しますので、ツール選びの参考にしてみてください。
SocialDog
SocialDogを使えば、X(Twitter)のキャンペーン運用を効率化できます。専用の「キャンペーン」機能はフォロー&リポスト形式に対応しており、応募者の自動収集から抽選、当選者へのDM送信までをまとめて管理できる仕組みです。
また、ハッシュタグキャンペーンにも対応しています。「キーワードモニター」に対象のハッシュタグを登録して応募投稿を集め、その一覧を「キャンペーン」機能に取り込むだけ。あとは抽選から当選者へのDM送信まで、同じようにSocialDog上で完結します。
DMには個別のギフトコードも埋め込めるため、当選連絡からプレゼント配布まで一貫して対応可能です。

ATELU

ATELU(アテル)は、株式会社コムニコが提供するキャンペーン管理ツールです。全応募者の収集から当選者の選定・通知まで一元管理でき、X(Twitter)だけでなくInstagramやTikTokにも対応しているため、複数SNSでキャンペーンを展開する場合にも使いやすい設計になっています。
echoes

echoesは、キャンペーン参加者がどれだけ商品購入に至ったかを可視化し、売上貢献度を計測できるツールです。また、X(Twitter)プロモーションの専任担当者のサポートも付いてくるため、キャンペーン設計から振り返りまで一貫した支援を受けられます。
Beluga

Belugaは、ユニークビジョン株式会社が提供するキャンペーン支援ツールです。キャンペーン投稿への自動返信やリマインダー返信といった機能に加え、企画の立案サポートや次回施策へのアドバイスまで手厚く対応してもらえるため、運用経験が少ないチームでも安心して始められます。
ハッシュタグ件数についてのよくある質問(FAQ)

最後に、X(Twitter)のハッシュタグ調査についてよく聞かれる質問をまとめました。
ハッシュタグの利用法について正しい知識を身につけ、効果的な運用をしていきましょう。
- ハッシュタグの投稿数(件数)はどうやって確認できますか?
-
X(Twitter)の公式機能には、特定のハッシュタグの合計投稿数を表示する仕組みがありません。
無料で目安をつかむ手軽な手段としては、Yahoo!リアルタイム検索でポスト数の推移と期間内の総数を確認する方法が挙げられます。より正確な合計を集計したい場合はTweet Binderなどの専用ツールでレポートを作成するのが確実です。
- 特定の日の投稿数だけを調べることはできますか?
-
Yahoo!リアルタイム検索で表示期間を「24時間」に設定し、グラフ上の特定の時間帯をドラッグで選択すると、その範囲内のポスト件数の目安が表示されます。
- ハッシュタグは1つの投稿にいくつ付けるのがよいですか?
-
X(Twitter)の公式ヘルプでは、1つの投稿に使うハッシュタグは2つまでが推奨されています。タグの数が多すぎると投稿が読みにくくなるうえ、アルゴリズム上も表示の優先度が下がる可能性があるため注意が必要です。
ただし、キャンペーン投稿の場合はキャンペーン専用タグを中心に設計するため、通常投稿とは考え方が異なります。
- 無料でハッシュタグの人気度を調べる方法はありますか?
-
無料で使える方法としては、X(Twitter)の高度な検索、Yahoo!リアルタイム検索、Twittrendの3つが挙げられます。
高度な検索では条件を絞った投稿の確認、Yahoo!リアルタイム検索ではポスト数の推移グラフと期間内の総数、Twittrendでは地域別のトレンドランキングをそれぞれ無料で利用できます。
ハッシュタグの件数や人気の目安をつかんで運用に活かしましょう
ハッシュタグの件数や人気を調べる方法には、大きく分けて「無料の手段で目安をつかむ」「専用ツールで詳しく分析する」の2つがあります。
まずはX(Twitter)の高度な検索やYahoo!リアルタイム検索、Twittrendといった無料の方法で傾向を把握してみましょう。より詳細なデータが必要になった段階でSocialDogやTweet Binderなどの専用ツールを導入すれば、無駄なく進められます。
ハッシュタグキャンペーンを実施する場合は、X(Twitter)公式のガイドラインを事前に確認し、応募方法をできるだけシンプルに設計することがポイントです。タグの件数や反応データを日頃から把握しておけば、キャンペーン設計にも根拠を持って臨めるようになります。
自社の目的や規模に合った方法を選んで、ハッシュタグを効果的に活用していきましょう。



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