Instagram（インスタグラム）で自身のフォロワーがどのように推移してきたか、調べたいと考える方も多いでしょう。フォロワーの推移を確認するにはツールの利用がおすすめです。この記事では、おすすめの分析ツールを5つご紹介します。併せて、フォロワーが増えないときにチェックするべき項目についても解説するので、フォロワーが増えない原因についても分析してみましょう。

効率的にInstagram（インスタグラム）のフォロワー推移を確認する方法

「【調査データ】フォロワー1,000人以上が約3割！個人のSNSを「メディア」として運営しているユーザーの実態とは」によると、Instagram（インスタグラム）を含むSNS全般における一般人のフォロワー数の平均は、100～1,000人程度だといわれています。

そのような平均と比較して自身のフォロワー数がどの程度なのか、どのように推移してきたか知りたいと感じた場合には、分析ツールを利用して効率的にフォロワー推移を確認するのがおすすめです。自身のフォロワー数の推移を効率よく確認できるツールを5つご紹介します。

SocialDog

SocialDogはSNSマーケティングツールで、Instagramの分析にも活用することができるツールです。様々な指標を分析することができます。

・フォロワー数、フォロー数などの基本的な数値の分析
・フォロワー獲得分析
・プロフィールページの分析
・投稿分析
・インプレッション・リーチ分析
・投稿曜日・時間帯分析
・メディア分析
・ハッシュタグ分析

分析だけでなく予約投稿を行うこともできるのでInstagramの運用には活用がおすすめのツールです。InstagramだけでなくX（Twitter）やFacebookの運用に活用することも可能です。

SocialDogをはじめる

SINIS

「SINIS（サイニス）」は、無料でもフォロワー推移などを確認できるInstagram（インスタグラム）分析ツールです。SINISを利用すれば、スマホ専用インスタグラム公式分析ツール「インサイト」のデータをPCでも確認できます。

インサイトは、プロアカウントに変更することでフォロワー数の推移などを確認できる便利な分析ツールです。SINISを使うとインサイトのデータをPC上の1つの画面で確認できるようになるため、様々な数値の比較を簡単に行えます。

さらに、有料プランであればインサイトデータよりもさらに高度な分析が可能です。投稿とフォロワー推移の相関関係分析機能も利用できるため、フォロワー増加のための分析をより行いやすくなります。

SINIS（サイニス）

Insight Suite

「Insight Suite」は、期間を指定してフォロワー推移を確認できる無料のInstagram（インスタグラム）分析ツールです。フォロワーの年齢や性別、場所や時間帯といった様々な属性に関しても期間を指定して分析できるため、インスタグラム公式分析ツール「インサイト」よりもさらに詳しく分析できます。ほかにも、ストーリーズの表示残り時間も確認できるなど、インスタグラム分析に役に立つツールです。

Insight Suite

MASAI

「MASAI」は、フォロワー数推移といったインサイトデータの分析などを行える有料ツールです。インサイトでも確認できるフォロワー数の推移や属性といった項目だけでなく、投稿した画像の分析やハッシュタグの分析など無料のインサイトでは分析できないデータも確認できるため、フォロワー増加に繋げられます。

有料プランは3種類あり「スタータープラン」であれば無料トライアル期間があるため、有料プランに加入する前にMASAIを試すことも可能です。

MASAI

SAKIYOMI

「SAKIYOMI」は、フォロワー数推移を含めた4つの項目を一覧で確認できるうえ、修正すべきポイントや実際に行うべき施策を提案してくれる有料の分析ツールです。運用上重要な項目を確認できるだけでなく、行うべき施策も動画で閲覧できて運用の参考にできます。

SAKIYOMI

SNAPLACE

「SNAPLACE（スナップレイス）」は、フォロワー数推移などの分析結果を無料でも確認できるツールです。無料プランの場合、フォロワー数推移や投稿分析ができる「マイアカウント分析」と競合アカウントの推移分析などができる「ベンチマーク分析」の一部機能のみ利用できます。有料プランであれば投稿日時自動提案機能など、より様々な機能を使えます。

SNAPLACE（スナップレイス）

comnico Marketing Suite

「comnico Marketing Suite」は、一定期間のフォロワー数推移だけでなく1日ごとのフォロワー数推移も確認できる有料分析ツールです。また、Instagram（インスタグラム）だけでなくTwitter（ツイッター）をはじめとするさまざまなSNSの分析もできるため、SNSを一括で分析したい方にも適しています。14日間の無料トライアルを試したうえで有料プランに加入することもできるため、まずは無料トライアルを試してみても良いでしょう。

comnico Marketing Suite

フォロワーが増えない時に見るべき項目

Instagram（インスタグラム）においては、発信を続けていてもフォロワーが増えないことがあります。フォロワーが増えないときには、どのような項目をチェックすると原因について探ることができるのでしょうか。フォロワーが増えないときにチェックすべき項目と見方について解説します。

インプレッション・リーチ

フォロワーが増えない場合には、インプレッション数とリーチ数の推移を確認するのが重要です。インプレッション数とは投稿などが閲覧された回数のことであり、リーチ数は投稿を閲覧したアカウント数を指します。

インプレッション数とリーチ数を確認した場合に数値が減少していれば、ユーザーに投稿が届いておらず投稿内容に問題があることでフォロワーが増えないと考えられます。対して、インプレッション数とリーチ数が増えているにも関わらずフォロワーが増えていなければ、投稿内容とプロフィール内容がマッチしていない可能性があります。

プロフィールアクセス率

プロフィールアクセス率とは、投稿を閲覧したアカウントのうちプロフィールにアクセスしたアカウントの割合を指します。プロフィールアクセス率が低い場合、投稿からプロフィールへ導けていないことを意味しており、フォロワーが増えづらいと考えられます。対して、プロフィールアクセス率が高いにも関わらずフォロワー増加につながっていなければ、プロフィール内容に問題がある可能性があります。

フォロー率

フォロー率とは、「プロフィールへアクセスしたユーザーのうち、実際にフォローしたユーザーの割合」を指します。フォロー率が低ければ、プロフィール内容に魅力がないことが原因でフォロワーが増加しないと考えられます。プロフィール内容を修正すると良いでしょう。

エンゲージメント率

エンゲージメント数とはいいねやコメントといったアクションをされた回数を指し、エンゲージメント数をフォロワー数で割ることで、フォロワーがアクションした割合であるエンゲージメント率を算出できます。

エンゲージメント率が低い場合、ユーザーが満足する投稿を作れていない可能性があります。有益な情報を発信できていないと考えられるため、エンゲージメント率が低い場合には、投稿内容を見直すと良いでしょう。

保存数

Instagram（インスタグラム）では、保存機能を利用することで後で見返したい投稿をブックマークできます。そのため、保存数が多い投稿はユーザーが有益だと感じた投稿であり、質の高い投稿といえます。対して保存数が少ない投稿は、ユーザーに響きにくい投稿といえてフォロワー増加につながりにくいと考えられます。多く保存される投稿を作るようにすると良いでしょう。

そのほかのフォロワー分析ツール

Instagram（インスタグラム）の分析ツールには、ご紹介したツール以外にも芸能人をはじめとする他人のフォロワー数推移を確認できるものがあります。下記の2つのツールをご紹介します。

Social Insight インスタグラム人気ランキング

「Social Insight インスタグラム人気ランキング」は、国内のフォロワー数ランキングを確認できるツールです。芸能人などランキング上位に入っているアカウントであれば、フォロワー数推移も確認できます。

ランキング上位のアカウントがどのような発信を行ったときにフォロワーが増えたか確認することで、フォロワーを増やす施策の参考にできます。

Social Insight インスタグラム人気ランキング

さてはフォロワー買いました？

「さてはフォロワー買いました？」は、他人のフォロワー数推移を確認できるツールです。InstagramIDを入力して検索することで、芸能人だけでなくインスタグラマーのフォロワー数推移も確認できるため、インスタグラマーの運用の分析ができます。

ほかにもフォロワー購入疑惑や平均いいね数など、他人のアカウントに関するさまざまな数値の確認が可能です。フォロワーを増やすための運用のヒントを得るのに適したツールです。

さてはフォロワー買いました？

フォロワーの推移をチェックして増えない原因を突き止めましょう

Instagram（インスタグラム）のフォロワー数の推移を確認する方法として、分析ツールをご紹介しました。フォロワー推移を確認したときにフォロワーが増えていない場合には、フォロワーが増えない原因を探る必要があります。フォロワーが増えないときにチェックするべき項目の確認と併せて分析ツールも活用して原因を明らかにしましょう。