X（Twitter）でベストな投稿時間はいつ？平日・土日・目的別の最適タイミングを公開

X（Twitter）でベストな投稿時間を、曜日別・目的別・ジャンル別に徹底解説します。なぜ投稿時間が伸びに直結するのか、アルゴリズムの仕組みやアクティブユーザーの行動から紐解きつつ、平日・土日ごとのベストな投稿タイミングを具体的に紹介。さらに、投稿ジャンルごとの狙い目や、時間を活かすテクニック、最適な時間帯の調べ方まで網羅しています。「いい投稿をしてるのに全然伸びない」「自分のポストが誰にも見られてない気がする」そんな悩みを抱える方も多いでしょう。X（Twitter）の投稿時間を味方につけることで、あなたの投稿をより多くの人に届ける方法がわかります。「どうせならバズりたい！」「せっかく書いた投稿を無駄にしたくない」という方は、ぜひ最後まで読んで投稿時間を武器に変えてください。

【結論】X（Twitter）でベストな投稿時間は？目的別・ジャンル別の最適タイミング

結論として、X（Twitter）でベストな投稿時間は「20〜23時」です。全年代・全属性のユーザーが同時アクティブになりやすく、インプレッション数・いいね・リポスト（リツイート）といった初動反応を得やすいのが主な理由です。

ただし、「誰に何を届けたいか」によって最適な投稿タイミングは変わります。目的・ターゲット別に見ると、以下のような傾向があります。

▼目的別のおすすめ投稿時間帯

投稿の目的	ベスト時間帯	理由
イラスト・創作系	・平日：15～17時 ・土日：8～10時	若年層・趣味層が最も反応しやすい時間帯
企業告知／BtoB系	平日の8時と12時台	情報収集意識が高いビジネスパーソンに届きやすい
エンタメ／雑談系	曜日問わず20～23時	共感・感情の動きやすいユーザーが多い時間帯
副業／自己啓発系	金曜日・土曜日・日曜日の22時以降	将来志向の高い層が静かにSNSを見る時間帯

▼ターゲット別の投稿時間帯

ターゲット	ベスト時間帯	理由
社会人	・6〜10時 ・12〜13時 ・20〜23時	通勤中や昼休み、帰宅後にスマホをチェックする時間帯が集中しているため
主婦	・12〜13時 ・20〜23時	家事の合間や子どもの送り迎え後、夜のひと息タイムに閲覧しやすい
学生	・6～10時 ・15〜17時 ・20〜23時	放課後や就寝前の自由時間にエンタメや雑談系の投稿が伸びやすいため

なぜX（Twitter）では投稿時間が拡散に関係するのか

X（Twitter）においてなぜ投稿時間が重要なのか、「時間は関係ない」と感じる人にも納得できる理由を紹介します。

生活インフラ化しているから

X（Twitter）は、スマホで手軽に使えるSNSとして、日常の空き時間に自然と利用されている点が特徴です。

実際、総務省の令和6年度調査では以下のデータが出ています。

指標	全体（13～79歳）	20代	30代	40代
X（Twitter）利用率	43.3％	78.0％	61.6％	48.7％
ソーシャルメディア行為者率	・平日：40.8％ ・休日：37.9％	・平日：64.7％ ・休日：62.44％	・平日：58.7％ ・休日：54.9％	・平日：49.7％ ・休日：46.7％
ソーシャルメディア行為者平均時間	・平日：85.2分 ・休日：105.4分	・平日：103.8分 ・休日：142.1分	・平日：81.8分 ・休日：96.8分	・平日：71.9分 ・休日：87.4分

アルゴリズムは「初速の反応」を重視している

X（Twitter）では、投稿後すぐにいいね・リポスト（リツイート）・コメントなどの反応が得られるかどうかが、投稿の表示優先度に影響します。

反応の出だしが遅れると、誰の目にも留まらず、タイムラインにも表示されないまま沈んでいきます。逆に、投稿してすぐにリアクションがつけば、その投稿は人の興味を引いていると判断されて、より多くのタイムラインに表示されます。

つまり、誰かがX（Twitter）を開いている時間帯に合わせて投稿しない限り、そもそもスタートラインにも立てないということです。内容が良いかどうか以前に「見る人がいるか」が最優先になります。

アクティブユーザーが多い時間帯は拡散効率が段違い

単純な話ですが、X（Twitter）上でアクティブなユーザーが多いときに表示機会も拡散数も増えるという構図は、今も昔も変わりません。

とくに影響力のあるアカウント（インフルエンサー・キュレーター・情報収集家）は、拡散効率を重視して“流れがある時間”にしか投稿を拾わない傾向があります。そのため、自分の投稿がそうした目に留まるには「人が多い時間」に合わせることが必要です。

さらに、ユーザー側にリアクションする余裕があるかどうかもポイントです。日中の仕事中や深夜の就寝前などは、見られてもアクションされにくい傾向があります。

アクティブ率が高い時間帯、つまり多くのユーザーがログインしている時間に投稿すれば、

といった行動が自然に生まれやすく、結果として投稿の広がりにもつながります。拡散を狙うなら、人の手が空いている時間を逃さないようにしましょう。

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【平日編】X（Twitter）でベストな投稿時間

朝・昼・夕方・夜に分けて、X（Twitter）の投稿が伸びやすくなる傾向と活用方法を紹介します。

通勤前（7〜9時）は朝のルーティン層に届きやすい

満員電車の中で黙々とタイムラインを眺める人が多く、「短文＋共感＋気分を上げる投稿」が伸びやすくなります。

たとえば、以下のような軽めのコンテンツと相性が良い時間帯といえます。

静かな朝の時間に自然と入り込むような投稿は、相手の心にもスッと届きやすくなります。シンプルかつ視認性のある構成を意識して投稿してみてください。

昼休み（12〜13時）は会社員や主婦層のアクティブ時間

12〜13時は会社員やパートタイム層の昼休憩が集中する時間帯です。また、主婦層も家事が一段落してくつろぐ時間にあたります。

反応されやすい投稿内容は以下のとおりです。

注意点として、投稿が多くなる時間でもあるため埋もれやすい傾向があります。目を引く画像・見出し・関連タグ・導線付きの構成を意識することで差別化が図れるでしょう。

夕方（15〜17時）は学生・フリーランスの反応が期待できる

15〜17時は、中高生・大学生の放課後時間に加え、在宅勤務やフリーランスの小休憩タイムとも重なります。

この層はエンタメや趣味に対する感度が高く、「楽しさ」や「息抜き」を求めてXを開いている傾向があります。

反応が期待できる投稿内容は以下のとおりです。

フォロー外の投稿も自然と流れてくる時間なので、思わず止まって見てしまうような仕掛けが効果的です。

夜（20〜23時）は全年代・全属性の集中タイム

平日夜の20〜23時は、「最も投稿が伸びる時間」とされるX（Twitter）のゴールデンタイムです。

学生、会社員、主婦、副業勢など、すべての属性がスマホを手に取りやすく、エンゲージメント率・リーチ数ともに最も高い時間帯になります。

この時間帯に伸びやすい投稿ジャンルは以下のとおりです。

ただし、競合の投稿も非常に多いため、差別化されたビジュアルが重要です。

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【土日編】X（Twitter）でベストな投稿時間

土日は平日とは異なり、ユーザーのSNS閲覧タイミングも分散しやすいのが特徴です。ただし、一定の習慣パターンは存在するため、適切な時間帯を狙えば平日以上のリーチ・反応が得られる可能性があります。

以下では、朝・昼・夜の時間帯別に、どんな投稿が効果的かを解説していきます。

朝（8〜10時）は「布団でスマホ層」に届く穴場の時間帯

土日の朝は平日よりもゆっくり起きる人が多く、布団の中でSNSをチェックするまったりタイムが存在します。

朝の時間帯に向いている投稿ジャンルは以下のとおりです。

また、朝から動き始めるタイプのユーザー向けに、週末イベント・キャンペーン系のお知らせ投稿にも適しています。

午後（13〜15時）はのんびり閲覧ユーザーに最適

お昼ごはんを食べてひと段落した13〜15時は、自宅でのんびりしているユーザー層がSNSを眺めやすい時間帯です。

この時間の特徴はながら見されることが多い点です。TVを流しながら、音楽を聴きながら、片手間にタイムラインをチェックするユーザーが中心です。

そのため、パッと目に入る視覚系コンテンツや、テンポの良い雑談系投稿が反応されやすくなります。

具体例としては以下のとおりです。

夜（20〜23時）は全属性が集中するため拡散率が高まる

土日夜の20〜23時は、全年代のユーザーが一斉にアクティブになる週末のゴールデンタイムです。

平日の夜と同様、視認率・反応率・リポスト率すべてが上がり、「いいねがつく→リポストされる→トレンドに乗る」という拡散の連鎖が最も起きやすい時間帯です。

投稿設計においては以下の点が反応を左右します。

投稿数自体も非常に多いため、見られる工夫としてタイトル・導線・デザイン・感情設計を徹底的に作りこみましょう。

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【テクニック編】X（Twitter）で投稿時間を活かして伸ばす工夫とは？

X（Twitter）ユーザーに効果がある投稿時間については、これまでの分析結果から見えてきました。ただし、あなたのターゲットとなるユーザーがこの時間に閲覧し、リポスト（リツイート）してくれるとは限りません。ターゲットによって活動時間は様々です。

ここからは、自身にとってのベストな投稿時間を見出し、効果的にリーチし、エンゲージメントを獲得するための運用ポイントをお伝えします。

データを基に試行錯誤することが重要

これまで解説してきたユーザーの動向についてのデータを基に、いつがいいのかを見極めるためにも、投稿時間を試行錯誤することが必要です。初めのうちは今回紹介した時間帯を基本に投稿し、徐々に様々な曜日や時間の投稿をテストして、ポスト（ツイート）に対しての反応が多い時間帯を探ってみましょう。

全てのアカウントに共通するベストな投稿時間はありません。「性別・年齢・所在地・活動時間（いつアクションを起こすのかも含めて）」などの情報を調査・分析し、その結果を基に最も効果的な投稿時間を見つけることが非常に重要です。

投稿時間を決めるポイント

どの時間帯に投稿すれば良いのかは、自身のアカウントの目的を改めて見直すことで判断できます。以下で投稿時間を決める2つのポイントを解説します。

誰向けのポスト（ツイート）なのか

誰に向けたポスト（ツイート）なのかを今一度明確にしましょう。たとえば「年齢：40代・性別：男性・職業：サラリーマン・趣味：ラーメン屋の開拓」「年齢：20代・性別：女性・職業：販売員・趣味：ネイルアート」など、ターゲットの人物像をできる限り詳細に設定することで、そのターゲットの生活リズムやX（Twitter）の利用時間が想像できます。まずは想定したX（Twitter）の利用時間を狙っての投稿を試み、ユーザーの反応を見ながら、効果が出やすい時間帯を自分で調べる姿勢が大切です。

ポスト（ツイート）の目的は何なのか

ポスト（ツイート）の目的も再度確認しましょう。企業アカウントであれば、「自社の商品やサービスを多くの人に知ってもらいたい」「ファンとのコミュニケーションを盛んにして自社商品に対しての改善点を引き出したい」などが挙げられます。個人アカウントであれば、「共通の趣味を持つ多くの人と知り合いになりたい」「アフィリエイトで副収入を得るために活用したい」などが考えられるでしょう。

目的を明確にすると、ターゲットの人物像が鮮明になります。それにより、「午前7時のポスト（ツイート）には関連性のあるニュース記事のリンクを添付してみる」「午後8時のポスト（ツイート）には動画や画像を添付してみる」「週末にはキャンペーンの告知を行ってみる」「検索されやすいキーワードを含める」というような、ターゲットがいつどのような情報が欲しいのかを想像しながら投稿できるようになります。

ベストな投稿時間を決める検証方法

上述のように、ターゲットとするユーザーの活動時間やニーズは様々です。ベストな投稿時間を知るためには、独自に検証して数値を可視化することが一番の近道です。

検証方法の一例を紹介します。

1. 1週間の中で複数の異なる時間で投稿
   たとえば6〜7時・12〜13時・20〜22時など、フォロワーのポスト（ツイート）利用時間帯のピーク時間をある程度絞り、月曜日は7時・火曜日は12時・水曜日20時など、曜日ごとに時間帯の“順”を変えて投稿します。投稿したらそれぞれの投稿に対するいいねやリポスト（リツイート）の数を記録します。
2. 次週は、曜日に対して前週と異なる時間帯で投稿
   前週の月曜日は7時→今週は12時・前週の火曜日は12時→今週は20時といったように、曜日ごとに時間を変更して投稿し、前週と同じ条件で記録します。

検証した数値の記録はSocialDogのような分析・アナリティクス機能を搭載したツールを利用すると非常に簡単に行えますが、もちろんスプレッドシートやエクセルを使用して検証することも可能です。

ここからは、SocialDogで最適な投稿タイミングを知るための自動集計される分析データ例をお見せします。

曜日・時間帯別いいね

曜日別に時間ごとの「いいね」の数が自動集計された分析データです。いいねを獲得しやすい曜日・時間帯を知ることができます。

曜日・時間帯別リポスト

曜日別に時間ごとの「リポスト」の数が自動集計された分析データです。RTを獲得しやすい曜日・時間帯を知ることができます。

曜日・時間帯別エンゲージ

曜日別に時間ごとの「いいね・リポスト（リツイート）」が自動集計された分析データです。エンゲージメントを獲得しやすい曜日・時間帯を知ることができます。

時間帯別いいね・リポスト（リツイート）グラフ

表だけでなく、グラフ化させることもおすすめです。表の数値をグラフ化すると、ユーザーのエンゲージメントの傾向を一目で把握できます。こちらもSocialDogでは分析ページから確認することができます。

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X（Twitter）で最適な投稿時間に予約投稿する方法

ここまで解説してきた種々の分析・検証を手動で行うには労力がかかりますが、上述のようにSocialDogでは、自動集計され、分析することができます。

同時に、ベストな投稿時間を導いたとしても、他の仕事等との兼ね合いで毎日投稿時間にX（Twitter）を操作するのは難しいでしょう。

そのような場合は、X（Twitter）専用多機能ツールのSocialDogに搭載された「予約投稿機能」の利用をおすすめします。「予約投稿機能」は、時間がある時にまとめて予約しておけば、指定時間に自動で投稿してくれます。

動画や画像、絵文字にも対応しているため、手動で行う投稿のクオリティを担保しながら投稿作業を自動化できます。

手動での投稿と区別がつかずバレる心配もないため、安心して活用できます。

さらに、「予約枠」を利用すると、例えば「月曜日の7時」と「水曜日の18時」のように、効果が良い曜日・日時をあらかじめ決めておいて、ポスト（ツイート）を予約することができます。

ベストな投稿時間を見つけて効率的な運用を進めましょう

この記事では、X（Twitter）の最適な投稿時間について詳しく解説しました。分析結果から、平日・休日でユーザーの活動時間の推移が異なることや、活発な利用時間の中でも、エンゲージメントが高まらない時間帯があることが判明しました。これにより、効果的なポスト（ツイート）のタイミングは、「ユーザーの活発な活動時間」ではなく、「エンゲージメントが高い時間帯」に着目した運用を行う必要があることが明らかになりました。

しかし、総体的なユーザーの同行と、自身のターゲットとするユーザーの同行が必ずしも一致するわけではありません。最も効果的な投稿時間を把握するためには、独自に検証と分析を行い、出てきた数値を基に投稿時間を決定する必要があります。紹介した「SocialDog」などのツールの利用も含めて、自身のアカウントにベストな投稿時間を見つけて効率的にX（Twitter）アカウントを運用しましょう。