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フォロワーを増やすために導入すべきツールとは?ツールの選び方から徹底解説

投稿に最適な「曜日×時間帯」とは。2.1億のツイートから分析

X(Twitter)マーケティング投稿日:2020年7月1日 更新日 :2020年10月29日

Twitterユーザーの2億1,000万以上のツイートから、曜日別・時間帯別のツイート分析結果と、それに基づくベストな投稿時間を「曜日×時間」の観点から読み解いていきます。これまで、Twitterの利用ユーザーが多い時間帯を狙って投稿をしてきた方も多いのではないでしょうか。曜日及び時間別にユーザー動向を数値化することで、時間ごとの推移に一定の法則があることや、曜日によっては効果がある時間に違いがあることも分かりました。効果の見込める時間帯だけでなく曜日ごとのユーザーの動向の変化も知り、これまでよりさらに精度の高い運用を行っていきましょう。

曜日・時間帯のグラフ

2億1,000万以上のツイートからデータ分析

今回の調査は、2億1,000万以上のツイートの調査結果をもとに分析を行っています。データは、国内No.1のアカウント数を誇るTwitterマーケティングサポートサービスである「SocialDog」の蓄積データから抽出しています。

調査期間:2019年1月1日〜2019年12月31日の1年間

日付と曜日がTwitterに与える影響とは

ここでは、最新の調査結果をもとにTwitterユーザーの活動時間やエンゲージメントの推移を明らかにし、日付と曜日がツイートに与える影響について探っていきます。

より多くのユーザーにあなたのツイートを読んでもらえるよう、ツイートの効果が高い曜日×時間帯の傾向を把握し、運用に活かしてください。

【曜日✕時間】の投稿データを抽出して見えたこと

ここでは、【曜日✕時間】の投稿データを抽出した分析結果から、効果の高いツイート時間を解明していきます。

今回抽出したデータは以下の4種類です。曜日・時間ごとのデータを抽出していますので、時間帯によってどのような法則があるのか、また平日と休日でどのような傾向の違いがあるのかを確認しましょう。

  • 1週間における「平均UU数」の推移(*1)
  • 1週間における「平均ツイート数」の推移
  • 1週間における「平均いいね数」の推移
  • 1週間における「平均RT数」の推移

(*1:今回の調査におけるUU(ユニークユーザー)数とは、「決まった集計期間内にツイートしたユーザーの数」を表す数値です。 集計期間内なら同じユーザーが何度ツイートしても、1UUとしてカウントされます。一方で3ユーザーがそれぞれ1回ずつツイートした場合は3UUとしてカウントされます。)

平均UU数

以下のグラフは、1週間の平均UU数を表すグラフで、平均UU数をオレンジの線で示しています。

平日・休日共にピークは21時台ですが、22時あたりを境に数値が落ち始め、午前4時台が最小値です。平日は通勤時間とランチタイムに当たる時間帯の伸び率が顕著で、5日間一定の推移をしています。それに比べて休日は変動が緩やかです。
曜日×時間UU数グラフ

平均ツイート数

以下のグラフは、1週間の平均ツイート数を表すグラフで、平均ツイート数をオレンジの線で示しています。

平均UU数と同様に、平日に比べて休日は変動が緩やかです。終日を通しての推移は、平均UU数と近しい動きをしていますが、平日は通勤時間とランチタイムに当たる時間帯の伸び率が、平均UU数よりもさらに顕著です。なお、21時台については、UU数と比較して、ツイート数の数値の山が高いことが分かります。21時といえば日常生活における活動が落ち着く時間帯です。多くのユーザーが自宅でゆっくりと自身の投稿を行っていることが想像できます。
曜日×時間ツイート数グラフ

平均いいね数

以下のグラフは、1週間の平均いいね数を表すグラフで、平均いいね数をオレンジの線で示しています。

平均いいね数の場合は、平日・休日共にピークは6時台で、最小値は3時あたりです。平日の中でも、水曜の6時が最も高いことが見て取れます。平日と休日を比較すると、ピークの時間帯は同時であるものの、やはり休日の方が数値の変動が緩やかです。また、休日は、1日を通しての数値が平日に比べて低いことが分かります。
曜日×時間いいね数グラフ

平均RT数

以下のグラフは、1週間の平均RT数を表すグラフで、平均RT数をオレンジの線で示しています。平日・休日共に6時・12時・18時あたりにピークがあり、金曜日の12時が特に高い数値となっています。いいねの数値に比べてアクション数自体は少ないですが、いいねと近しい推移をしています。
曜日×時間RT数グラフ

エンゲージメントが高い曜日・時間に投稿することが重要

ここまで1週間の「UU数・ツイート数・いいね数・RT数」の推移を見てきました。その結果、

ツイートはユーザーの活発な活動時間帯ではなく、「エンゲージメントが高い曜日・時間帯」に投稿することが重要。

という結論に至りました。

その理由を以下で詳しく解説していきます。

「ユーザーが多い時間帯・曜日」=「エンゲージメントが高い」ではない

以下のグラフは1週間の「ユーザーの活動時間(平均UU数・平均ツイート数)」と「平均エンゲージメント」を比較したものです。12時前後は数値の上がり方がシンクロしていますが、全曜日共通して、数値が昼夜逆転した伸び方をしていることが分かります。この結果から、どの曜日でも「ユーザーが多い時間帯・曜日」=「エンゲージメントが高い」わけではないことがわかります。

平日と休日で多少の推移の違いはありますが、同様の結果が現れています。今回の【曜日✕時間】の調査結果から、「ユーザーの活発な時間帯に投稿したツイートは効果が出やすい」という常識を覆すような結果が導き出されました。
曜日×時間ユーザー・エンゲ比較グラフ

この結果から、曜日を問わず、以下の3つのポイントを意識しての投稿をおすすめします。

  1. エンゲージメントが高まる7時8時台に閲覧されるよう、タイミングを見計って投稿する
  2. 12時前後は双方の推移がシンクロしているため、効果を期待できる
  3. 22時あたりは他人のツイートに対して能動的なユーザーが少ない傾向にあるため、この時間帯のツイートは効果を期待できない

平日の6時台・12時台・18時台の投稿がおすすめ

エンゲージメントが高まる時間帯は、平日の6時台・12時台・18時台です。

平日は休日に比べて、6時台・12時台・18時台に投稿したツイートのエンゲージメントが伸びる傾向にあります。まずはこれらの時間帯に投稿して、効果測定をしてみると良いでしょう。なお、休日も全体の数値は低いものの、平日と同様の時間対にピークがきています。平日だけでなく、休日ならではの投稿内容を考えて、ユーザーにアピールしても良いでしょう。
曜日×時間RTのみグラフ

土日は平日よりも時間による変動が少ない

グラフを見てみると、平日に比べて休日である土日は推移の変動が少ないことが分かります。仕事や学業などで、平日はツイッターを利用できる時間対が限られているため、通勤・通学時間やランチタイムなどにエンゲージメントが集中していることが伺えます。一方で土日は、「ゆっくり起床してのんびり一日を過ごすユーザー」「いつもより早起きして遠出するユーザー」など、人によって生活リズムがバラバラです。それに伴い推移が緩やかだったり、全体の数値が低かったりする要因になるのでしょう。

ただし、ツイート数だけは、日曜夜間の数値は金曜日を除く平日とさほど変わらないようです。
曜日×時間休日・平日推移比較4

土日の夜の時間帯はエンゲージメントが伸びない

エンゲージメントの推移は、平日と休日で異なることが分かりましたが、さらに踏みこんで調査してみると、土日の夜間はエンゲージメントが伸びにくいことが分かりました。「平均ツイート数は多いのにエンゲージメントが下がる」理由として、多くのユーザーは土日の夜間に自身のツイートに専念するため、他のユーザーへのアクションは控えめにしていることが考えられます。

総体的なユーザーの動向に倣って、実際のツイートは平日まで取っておき、週末の夜は投稿の準備に時間を割当た方が堅実かもしれません。
曜日×時間休日・平日推移比較4

データを鵜呑みにするのはNG

調査結果からの分析により、一般的なユーザーの動向の傾向は明らかになりました。ただし、あなたのアカウントが設定しているターゲットの動向が分析結果とイコールではありません。Twitterの利用時間帯は人それぞれです。

極端に説明すると、ターゲットとするユーザーが深夜営業している飲食店を営んでいる店長だった場合、生活リズムが一般的な人とは異なるため、自ずとTwitterの利用時間帯も異なるはずです。

ここからは、効果的に認知・RTさせるための運用ポイントと、自身にとってのベストな「曜日×時間帯」の探り方を解説していきます。

データを基にエンゲージメントが高い「曜日✕時間帯」を試行錯誤することが重要

重要なのは、ここで明らかになった分析結果を意識するのとともに、ターゲットの生活リズムを想像しながら、自身のアカウントにとってのエンゲージメントが高い「曜日✕時間帯」を見出していくことです。

投稿時間を決めるポイント

投稿時間を決めかねている場合は以下の2つのポイントを再確認し、それを踏まえて投稿時間を選定してみましょう。

  • 誰向けのツイートなのか
  • ツイートの目的は何なのか

誰向けのツイートなのか

誰に対してツイート届けたいのか、Twitter運用を始めた当初に設定していたはずです。もしかしたらターゲットを定めずに運用していた方も中にはいるかもしれません。ツイートの効果を高めるには、ターゲットの人物像を明確にし、ターゲットに有益である情報提供をすることが大切です。ターゲットが定まっていない場合、いくらエンゲージメントが高い投稿時間を割り出したところで、思うような効果は望めないでしょう。

「50代男性のサラリーマンで、早朝のランニングが趣味。夜は早めに就寝する健康志向が強いタイプ」のように、ターゲットを詳細に設定することで、そのターゲットの起床時間・通勤時間などの生活リズムや、求めている情報、Twitterの利用時間が想像できます。まずは想定したターゲットのツイッター利用時間に照準を定めての投稿を試し、ユーザーの反応を伺ってみましょう。

ツイートの目的は何なのか

効果を高めるためには、運用目的を改めて確認しましょう。「企業アカウントで、Twitterを利用して自社が持つオンラインショップの認知拡大に繋げたい」「個人アカウントで、新しいビジネスを立ち上げるための仲間を探しに活用したい」など、様々な目的が考えられます。

ターゲットを定めるのとあわせて運用目的を明確にしておくと、ツイート内容の精度が上がります。たとえば、「月曜7時の投稿は、週1の部署ミーティングでトピックになりそうなニュースのリンクを貼ってみよう」「平日午後12時の投稿は、新商品の紹介をして仲間とのランチタイムの話題にしてもらおう」など、ターゲットが何曜日の何時にどのような情報があると喜ぶのかなどをユーザー目線で想像しながら、常にターゲットに対して有益な情報を提供できるようになります。

ベストな投稿時間を決める検証方法

ターゲットとするユーザーの活動時間は様々です。最も効果的な投稿時間を知るためには、総代的なターゲットの動向をしっかりおさえつつ、曜日に対しての効果的な時間帯を自身の手で検証することがとても重要な作業になってきます。

検証方法の一例を紹介します。

  1. 1週間の中で曜日対時間を決めて複数の投稿を行う
  2. たとえば「平日は6時台・12時台・18時台」「土日は7時台・13時台・19時台」など、フォロワーのツイッター利用時間帯のピーク時間をある程度絞り、日曜日は7時・月曜日は6時・火曜日12時など、曜日で異なる時間に投稿します。投稿したらそれぞれの投稿に対するいいねやRTの数を記録します。

  3. 次週は、曜日に対して前週と異なる時間を選んで投稿
  4. 数値の変化をより詳細に把握するために、前週と異なる時間帯を選んで投稿してみます。仮に、「前週日曜日の投稿時間を7時から19時に変更、月曜日の投稿時間を6時から12時に変更」というように、曜日に対して投稿時間を変更して記録し、変化をみていきます。

  • 曜日・時間帯別いいね
  • 曜日別に時間ごとの「いいね」の数を記録した表の例です。
    表_曜日・時間帯別いいね

  • 曜日・時間帯別RT
  • 曜日別に時間ごとの「RT」の数を記録した表の例です。
    表_曜日・時間帯別RT

  • 曜日・時間帯別エンゲージ
  • 曜日別に時間ごとの「いいね・RT」を足した数値を記録した表の例です。
    表_曜日・時間帯別エンゲージ

  • 時間帯別いいね・RTグラフ
  • 表だけでなく、グラフ表示させることもおすすめです。表の数値をグラフ化すると、ユーザーのエンゲージメントの傾向を一目で把握できます。
    時間帯別いいね・RTグラフ

検証した数値の記録はスプレッドシートスプレッドシートやエクセルを使用して検証ができますが、SocialDogなどの分析機能を搭載したツールを利用すると、とても簡単に数値を算出・分析できます。上記のグラフは、SocialDogを使って自動で作成されたものです。

予約投稿におすすめの「SocialDog」

総体的なユーザーの動向を把握するのとあわせて、自身のアカウントに対する独自検証の必要性をお伝えしました。しかしながら、自身のアカウントにとっての最適な投稿時間を手動で検証することは非常に手間がかかる地道な作業です。さらに、ベストな投稿時間を割り出せたとしても、仕事の合間を縫って、該当の時間ぴったりに手動で投稿を行うことはあまり現実的ではありません。

そういった場合は、Twitter専用多機能ツールのSocialDogに搭載された「予約投稿機能」の利用をおすすめします。「予約投稿機能」は、事前に予約しておけば、指定時間に自動で投稿してくれます。特に「予約枠」を利用すると、「日曜日の7時」と「月曜日の18時」のように曜日と時間を細かく設定できるため、効果測定や定期投稿に活用できます。

さらに、「ツイート分析機能」を利用すると、ツイートの種類ごとのエンゲージメントを細かく分析できたり、曜日別・時間別のいいねやRTの数値を指定した期間に絞って抽出できるため、曜日・時間の効果測定を行いたい場合にとても便利です。

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あなたのアカウントにとって最適な投稿タイミングを見極めましょう

この記事では、Twitterユーザーの2億1,000万以上のツイートを抽出し、曜日・時間帯別のツイート分析結果と、それに基づく最も効果的な投稿時間について詳しく解説しました。分析結果から、曜日によってユーザーの活動時間の推移が異なることや、ユーザーの活動時間とエンゲージメントの推移がリンクしないことが分かりました。さらに、休日の夜間は特にエンゲージメントが伸びにくい傾向があることも判明しました。よって、今後は「ユーザーの活発な活動時間」ではなく、「エンゲージメントが高い時間帯」に着目した運用にシフトした運用を行うことが大切です。

ただし、分析結果と自身のターゲットとするユーザーの動向が同じであるとは言い切れません。自身にとっての最も効果的な投稿時間を知るために、独自の検証結果を基に投稿時間を見極める必要があります。紹介した「SocialDog」などのツールの利用も検討しながら最適な投稿のタイミングを見つけ出し、効果的なTwitter運用をしていきましょう。

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この記事の執筆者

SocialDog

SocialDog編集部

SocialDogは、Twitterマーケティングのためのオールインワンツールで、70万以上のアカウントで活用されている国内ユーザー数No.1※ のサービスです。
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※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ。2021年2月期_実績調査

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