X(Twitter)でキーワード通知を設定して、効率的に情報収集を行いたいと思った経験はありませんか? キーワード通知を設定すると、逐一X(Twitter)を確認する手間が省けて便利ですが、公式のX(Twitter)にはキーワードを含む投稿をリアルタイムに通知する機能がありません。
以前は無料で使えたツールも、X APIの有料化にともない状況が変わっています。この記事では、2026年現在のツールごとの最新事情と無料でどこまでカバーできるかを整理したうえで、特定キーワードを含む投稿を非表示にする方法まであわせて解説します。
X(Twitter)のキーワード通知とは

キーワード通知とは、指定したキーワードを含む投稿が見つかった際に、通知や収集によって把握できる仕組みのことです。
キーワード通知を使えば、自社名やブランド名に関する投稿をいち早くキャッチしたり、業界の最新動向を追いかけたりといった運用が可能となります。
ここからは、公式X(Twitter)でできること・できないことの整理と、キーワード通知を設定するメリットを順に見ていきます。
公式X(Twitter)ではキーワード通知を受け取れない
公式のX(Twitter)には、特定のキーワードを含むすべての投稿をリアルタイムに通知する機能はありません。検索機能を利用して、気になるキーワードを含む投稿を検索することは可能ですが、キーワードを含む投稿が新しく出てきたタイミングで自動的に通知を受け取ることはできないのです。
X(Twitter)の検索には、検索条件を保存しておく機能や、特定ユーザーの投稿をベル通知で受け取る機能があり、これらを組み合わせれば、検索のたびにキーワードを入力し直す手間をある程度減らすことは可能です。
ただし、いずれも自分からX(Twitter)を開いて確認しなければならない点は変わりません。
キーワード通知を設定するメリット
キーワード通知を設定しておくと、気になるキーワードを含む投稿を効率よく確認できるため、自分からX(Twitter)を開いて検索する手間がなくなります。
企業であれば自社名や競合名、個人であれば好きなジャンルのワードなど、登録するキーワード次第で使い道は大きく変わります。毎日の検索作業を効率化できるだけでも、情報収集にかかる時間は目に見えて減るはずです。
キーワード通知機能の活用方法

X(Twitter)のキーワード通知機能の活用方法はさまざまです。自分個人の情報収集に使う場合と、企業アカウントの運用に組み込む場合とでは、登録するキーワードの選び方も変わってきます。
ここでは代表的な活用パターンとして、エゴサーチとハッシュタグの活用について解説します。自分の運用スタイルに近いものから取り入れてみてください。
特定のキーワードのエゴサーチとして活用する
X(Twitter)のキーワード通知が最も役に立つのは、エゴサーチの場面です。自身の名前や関連するキーワード等を登録しておけば、自分に関する投稿が出てきたときにすぐ確認でき、手動で検索する頻度を減らせます。
企業アカウントを運用している場合は、ブランド名や商品名を登録することでマーケティングにも活かせます。たとえば新商品のリリース直後にキーワードを登録しておけば、SNS上の評判をリアルタイムに近いかたちで追えるということ。ポジティブな投稿にはいいねや返信でリアクションし、ネガティブな声には早めに対応するといった運用が可能です。
キーワード以外にタグ等も設定可能
キーワード通知では、特定のハッシュタグをキーワードとして登録して、該当する投稿を収集できます。属性や趣味に関するハッシュタグを設定しておくと、同じ趣味や属性を持つユーザーを見つけやすくなり、非常に便利です。
たとえば、「#朝活」や「#読書記録」のようなタグを登録しておけば、同じ関心を持つユーザーの投稿が自動的に集まるため、フォロー候補やコミュニティの発見につながります。企業であれば、自社キャンペーン用のハッシュタグを登録しておくことで応募投稿の収集にも活用できるでしょう。
キーワードとハッシュタグを組み合わせて複数登録すれば、用途に応じた情報収集の幅をさらに広げられます。
ツールを用いてキーワード通知を設定する

ここからは、ツールを使ってX(Twitter)でキーワード通知を設定する方法を紹介します。2023年以降X APIの仕組みが大きく変わり、ツールごとの利用条件にも差が出ています。
以前はX APIに定額プラン(Basic月$200・Pro月$5,000)がありましたが、2026年2月以降は新規受付が終了し、従量課金制に移行しています。2026年7月現在、投稿の読み取りは1件あたり$0.005からで、無料枠はありません。
今回は、2026年7月の時点でキーワード監視に使える主なツールを表にまとめました。
【キーワード通知(監視)に使える主なツール】
| ツール | キーワード監視に必要なもの | 費用(2026年7月10日現在) |
|---|---|---|
| SocialDog | Professionalプラン(X API契約は不要) | プラン料金のみ(年額払いの場合¥4,980〜/月・税抜、7日間無料トライアルあり) |
| IFTTT | 有料プラン+利用者自身のX API契約 | プラン料金+X API(従量課金。投稿の読み取り$0.005/件〜・無料枠なし) |
| Power Automate(旧Flow) | X API+独自アプリ連携 | X API(従量課金。投稿の読み取り$0.005/件〜・無料枠なし) |
SocialDog

SocialDogは、X(Twitter)の多機能運用ツールです。SocialDogにはキーワードモニターと呼ばれる機能があり、キーワードを登録するとそのキーワードを含む投稿を収集できます。SocialDog側でX(Twitter)Enterprise APIを利用しているため、利用者自身がX APIを別途契約する必要がない点が大きな特徴です。
収集された投稿は新着順やフォローが多いユーザー順など、さまざまな条件で並べ替えて確認可能で、欲しい情報が簡単に手に入ります。パソコンツールとスマホアプリの両方が提供されているため、場所やデバイスを問わず情報収集できるのもポイントです。
ただしキーワードモニターを利用できるのはProfessionalプラン(年額払いの場合¥4,980〜/月・税抜)以上で、Freeプラン(無料プラン)やPersonalプランでは利用できません。また、標準では自動取得やプッシュ通知には対応しておらず、リアルタイムの通知が必要な場合はSocialDogへの問い合わせが必要です。
IFTTT

IFTTTは、X(Twitter)やInstagram、Gmailなど600種類以上のWebサービスを連携させて自動処理を組めるツールです。キーワードを登録しておけば、該当する投稿が見つかったときにメールやLINEで通知を受け取る、といった使い方ができます。
ただし、2023年5月以降、X(Twitter)連携は有料プラン限定になり、無料プランでは利用できません。
加えて、キーワード監視には利用者自身がX APIを別途契約する必要があり、IFTTT側の料金とX APIの従量課金が二重にかかります。ツール内の表記がすべて英語である点もあわせて把握しておくとよいでしょう。
Power Automate(旧Flow)

Power Automate(旧Flow)は、Microsoft公式のタスク自動化ツールです。
複数のアプリやサービスを組み合わせて自動処理のフローを作れるため、キーワードを含む投稿が見つかったときにメールで通知する、といった使い方ができます。IFTTTと似た立ち位置ですが、日本語に対応しているぶん操作の敷居は低めです。
ただし、以前あった無料のX連携(共有アプリ認証)はすでに廃止されており、現在はX APIを自分で契約してアプリの認証情報を登録する必要があります。IFTTTと同様にX APIの従量課金がかかるため、導入前にコストを見積もっておくと安心です。

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X(Twitter)の通知・ミュート機能の活用例

特定のキーワードを含む投稿を通知・収集したいと思う一方、X(Twitter)では、逆に「このワードが入っている投稿は見たくないな」と感じることもあるでしょう。
ここからは、見たくないキーワードを含む投稿を非表示にする方法や、特定ユーザーの投稿を通知する方法など、より応用的な使い方について紹介します。
公式X(Twitter)のミュート機能を利用する
公式のX(Twitter)のミュート機能を利用すると、特定の単語、フレーズ、ユーザー名、絵文字、ハッシュタグを登録して、見たくない投稿を非表示にできます。
ミュート設定を行うと、設定した条件に該当する投稿が通知タブ、プッシュ通知、ショートメール、メール通知、ホームタイムライン、投稿への返信に表示されなくなります。
特定ユーザーの投稿を通知する方法
公式X(Twitter)では、特定ユーザーの投稿を通知するように設定することもできます。通知が欲しいユーザーをフォローし、フォローしたユーザーのプロフィールページへ行き、「フォロー中」の横にあるベルマークをクリックすれば設定完了です。通知を解除したい場合はベルマークを再度クリックすると通知が解除されます。

X(Twitter)のキーワード通知を有効活用しましょう
X(Twitter)のキーワード通知を受け取る方法と、特定のキーワードを含む投稿を非表示にする方法を説明しました。キーワード通知は必要な情報を効率よく収集したい場合に役立ちますし、ミュート機能を活用すれば見たくない投稿を非表示にして快適にX(Twitter)を利用できます。
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