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フォロワーを増やすために導入すべきツールとは?ツールの選び方から徹底解説

1.5億のツイート分析からみる「X(Twitter)のベストな投稿時間」とは。

X(Twitter)マーケティング投稿日:2020年6月19日 更新日 :2024年2月16日

Twitterユーザーの1億5000万以上のツイートを基に、時間帯別ツイート分析結果とそれに基づく最適な投稿時間について詳しく解説します。Twitterユーザーの「活発な利用時間帯」についての情報は、ネットなどで多く見受けられますが、果たして「活発な利用時間」と「ツイートが認知されやすい・RT(リツイート)されやすい時間帯」はリンクするのでしょうか?今回は「UU数・ツイート数・いいね数・RT数」の1日の平均数を抽出し、その詳細な分析結果からみえた「効果が期待できるツイート時間」をお伝えします。ツイートの効果を上げるための検証方法や、検証や投稿を簡単に行うためのおすすめツールも紹介します。Twitterの効果的な運用のために、ぜひ参考にしてください。

投稿時間分析のイメージ

1億5000万以上のツイートから分析

今回の調査は、国内No.1のアカウント数を誇るTwitter管理サービス、「SocialDog」を利用しているユーザーがツイートした、1億5000万以上の日本語のツイートを対象に分析を行っています。

調査期間:2019年1月1日〜2019年12月31日まで

投稿に適した時間帯はある?

ここでは、最新の調査結果をもとにTwitterユーザーの活動時間やエンゲージメントの推移を明らかにし、ベストな時間帯を探っていきます。

ツイートの効果が高い時間帯の傾向を知り、あなたのツイートをできるだけ多くの人に届けるための参考にしてください。

抽出した投稿データ

今回抽出したデータは以下の4種類です。平日と休日それぞれの1時間ごとのデータを算出していますので、時間帯の推移によるデータの変化に注目していきましょう。

  1. 平均UU数(*1)
  2. 平均ツイート数
  3. 平均いいね数
  4. 平均RT(リツイート)数

(*1:今回の調査におけるUU(ユニークユーザー)数とは、「決まった集計期間内にツイートしたユーザーの数」を表す数値です。 集計期間内なら同じユーザーが何度ツイートしても、1UUとしてカウントされます。一方で3ユーザーがそれぞれ1回ずつツイートした場合は3UUとしてカウントされます。)

平均UU数

以下のグラフは、平日と休日の平均UU数を表すグラフで、平均UU数を赤の線で示しています。

平日・休日共にピークは21時〜22時ですが、22時を境にUU数が落ち始め、午前4時〜5時が最小値です。平日は通勤時間とランチタイムに当たる時間帯の伸び率が顕著ですが、それに比べて休日は推移がなだらかです。

  • 平日
  • UU_平日_19

  • 休日
  • UU_休日_19

    平均ツイート数

    以下のグラフは、平日と休日の平均ツイート数を表すグラフで、平均ツイート数を赤の線で示しています。

    平均UU数と同様に、平日に比べて休日は推移がなだらかです。平均UU数とほぼ同様の推移ですが、21時〜22時については、UU数に比べてツイート数の数値が高いことが分かります。多くのユーザーが、自身のツイートを夜間に活発に行っていることが伺えます。

    • 平日
    • ツイート_平日_19_2

    • 休日
    • ツイート_休日_19

      平均いいね数

      以下のグラフは、平日と休日の平均いいね数を表すグラフで、平均いいね数を赤の線で示しています。いいね数はツイートをした時間ごとに集計したもの
      です。

      平均いいね数の場合は、平日・休日共にピークは午前6時〜7時で、最小値は午前3時あたりです。平日と休日を比較すると、ピークの時間帯は同時であるものの、やはり休日の方が数値の変動が緩やかです。

      • 平日
      • いいね_平日_19

      • 休日
      • いいね_休日_19

        平均RT(リツイート)数

        以下のグラフは、平日と休日の平均RT数を表すグラフで、平均RT数を赤の線で示しています。RT数はツイートをした時間ごとに集計したもの
        です。

        平日・休日共に午前6時と午後12時あたりにピークがあります。いいねの数値に比べてアクション数自体は少ないですが、いいねと同様の推移をしています。

        • 平日
        • RT_平日_19

        • 休日
        • RT_休日_19

          エンゲージメントが高い時間帯に投稿すべき

          ここまで「UU数・ツイート数・いいね数・RT数」のデータを見てきました。そのデータから、以下の結果を導き出しました。

          ツイートはユーザーの活発な活動時間帯ではなく、「エンゲージメントが高い時間帯」を狙うべき。

          その理由を以下で詳しく解説していきます。

          ユーザー数が多い時間帯=エンゲージメントが高いわけではない

          以下のグラフは、「ユーザーの活動時間(平均UU数・平均ツイート数)」と「平均エンゲージメント」を比較したものです。12時前後は双方とも数値の山が一致していますが、推移の山がズレている時間帯と、乖離している時間帯があることが分かります。このことから、「ユーザー数が多い時間帯=エンゲージメントが高い」わけではないことがわかります。

          グラフの左側、青で示した斜めの矢印を見てみてください。エンゲージメントのピークが「6時台にした投稿」にきた後に、平均UU数・平均ツイート数の数値が追いかける形で伸びています。

          グラフの右側、青で示した矢印は、双方の推移の仕方に乖離が見られる時間帯です。22時付近は「ユーザーの活動時間(平均UU数・平均ツイート数)」が最も活発な時間帯ですが、「平均エンゲージメント」は減少しています。

          平日・休日共に多少の推移の違いはありますが、同様の結果が現れています。今回の調査結果から、これまで多く伝えられてきた「ユーザーの活発な時間帯にツイートすべき」という情報とは異なった結果が導き出されました。

          • 平日
          • 比較_平日_19_2

          • 休日
          • 比較_休日_19
            この結果から見えた投稿のポイントは以下の3つです。

            1. ユーザーが活発に活動する7時8時台に閲覧されるように、タイミングを図って午前6時台に投稿することがおすすめ
            2. 12時前後は双方の推移がシンクロしているため、効果を期待できる
            3. 22時付近はユーザーは増えているが、ツイート数も増えており、この時間帯にツイートしてもいいねやRTを期待できない

            RT(リツイート)を狙うなら6時台・12時台・18時台がおすすめ

            何時にツイートするとリツイートされやすいのかを判断するために、以下のグラフの数値を参考にしましょう。

            平日と比較すると、休日はピークの山が小さくなだらかな時間帯もありますが、平日・休日共に6時台・12時台・18時台に投稿したツイートがリツイートされやすい傾向にあることが分かります。

            • 平日
            • RTのみ_平日_19

            • 休日
            • RTのみ_休日_19
              RTを狙うなら、まずはこれらの時間帯の投稿を試してみるとよいでしょう。

              いつ投稿するのがベストかはあなた次第

              総体的なユーザーに効果がある投稿時間については、これまでの分析結果から見えてきました。ただし、あなたのターゲットとなるユーザーがこの時間に閲覧し、RTしてくれるとは限りません。ターゲットによって活動時間は様々です。

              ここからは、自身にとってのベストな投稿時間を見出し、効果的にリーチし、エンゲージメントを獲得するための運用ポイントをお伝えします。

              データを基に試行錯誤することが重要

              これまで解説してきたユーザーの動向についてのデータを基に、アカウントごとに投稿時間を試行錯誤することが必要です。初めのうちは今回紹介した時間帯を基本に投稿し、徐々に様々な曜日や時間の投稿をテストして、ツイートに対しての反応が多い時間帯を探ってみましょう。

              全てのアカウントに共通するベストな投稿時間はありません。「性別・年齢・所在地・活動時間(いつアクションを起こすのかも含めて)」などの情報を調査・分析し、その結果を基に最も効果的な投稿時間を見つけることが非常に重要です。

              投稿時間を決めるポイント

              どの時間帯に投稿すれば良いのかは、自身のアカウントの目的を改めて見直すことで判断できます。以下で投稿時間を決める2つのポイントを解説します。

              誰向けのツイートなのか

              誰に向けたツイートなのかを今一度明確にしましょう。たとえば「年齢:40代・性別:男性・職業:サラリーマン・趣味:ラーメン屋の開拓」「年齢:20代・性別:女性・職業:販売員・趣味:ネイルアート」など、ターゲットの人物像をできる限り詳細に設定することで、そのターゲットの生活リズムやTwitterの利用時間が想像できます。まずは想定したツイッターの利用時間を狙っての投稿を試し、ユーザーの反応を見てみましょう。

              ツイートの目的は何なのか

              ツイートの目的も再度確認しましょう。企業アカウントであれば、「自社の商品やサービスを多くの人に知ってもらいたい」「ファンとのコミュニケーションを盛んにして自社商品に対しての改善点を引出したい」などが挙げられます。個人アカウントであれば、「共通の趣味を持つ多くの人と知り合いになりたい」「アフィリエイトで副収入を得るために活用したい」などが考えられるでしょう。

              目的を明確にすると、ターゲットの人物像が鮮明になります。それにより、「午前7時のツイートには関連性のあるニュース記事のリンクを添付してみる」「午後8時のツイートには動画や画像を添付してみる」「週末にはキャンペーンの告知を行ってみる」というような、ターゲットがいつどのような情報が欲しいのかを想像しながら投稿できるようになります。

              ベストな投稿時間を決める検証方法

              上述のように、ターゲットとするユーザーの活動時間やニーズは様々です。ベストな投稿時間を知るためには、独自に検証して数値を可視化することが一番の近道です。

              検証方法の一例を紹介します。

              1. 1週間の中で複数の異なる時間で投稿
              2. たとえば6〜7時・12〜13時・20〜22時など、フォロワーのツイッター利用時間帯のピーク時間をある程度絞り、月曜日は7時・火曜日は12時・水曜日20時など、曜日で異なる時間に投稿します。投稿したらそれぞれの投稿に対するいいねやRTの数を記録します。

              3. 次週は、曜日に対して前週と異なる時間帯で投稿
              4. 前週の月曜日は7時→今週は12時・前週の火曜日は12時→今週は20時といったように、曜日ごとに時間を変更して投稿し、前週と同じ条件で記録します。

              検証した数値の記録はSocialDogのような分析機能を搭載したツールを利用すると非常に簡単に行えますが、もちろんスプレッドシートやエクセルを使用して検証することも可能です。

              ここからは、SocialDogで最適な投稿タイミングを知るための自動集計される分析データ例をお見せします。

              • 曜日・時間帯別いいね
              • 曜日別に時間ごとの「いいね」の数が自動集計された分析データです。いいねを獲得しやすい曜日・時間帯を知ることができます。
                曜日・時間帯別いいね

              • 曜日・時間帯別RT(リツイート)
              • 曜日別に時間ごとの「RT」の数が自動集計された分析データです。RTを獲得しやすい曜日・時間帯を知ることができます。
                曜日・時間帯別RT

              • 曜日・時間帯別エンゲージ
              • 曜日別に時間ごとの「いいね・RT」が自動集計された分析データです。エンゲージメントを獲得しやすい曜日・時間帯を知ることができます。
                曜日・時間帯別エンゲージ

              • 時間帯別いいね・RTグラフ
              • 表だけでなく、グラフ化させることもおすすめです。表の数値をグラフ化すると、ユーザーのエンゲージメントの傾向を一目で把握できます。こちらもSocialDogでは分析ページから確認することができます。
                時間帯別いいね・RTグラフ

              予約投稿におすすめの「SocialDog」

              ここまで解説してきた種々の分析・検証を手動で行うには労力がかかりますが、上述のようにSocialDogでは、自動集計され、分析することができます。同時に、ベストな投稿時間を導いたとしても、他の仕事等との兼ね合いで毎日投稿時間にTwitterを操作するのは難しいでしょう。そのような場合は、Twitter専用多機能ツールのSocialDogに搭載された「予約投稿機能」の利用をおすすめします。「予約投稿機能」は、時間がある時にまとめて予約しておけば、指定時間に自動で投稿してくれます。

              動画や画像、絵文字にも対応しているため、手動で行う投稿のクオリティを担保しながら投稿作業を自動化できます。さらに、「予約枠」を利用すると、例えば「月曜日の7時」と「水曜日の18時」のように、効果が良い曜日・日時をあらかじめ決めておいて、ツイートを予約することができます。

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              ベストな投稿時間を見つけて効率的な運用を進めましょう

              この記事では、Twitterユーザーの1億5000万以上のツイートからデータを抽出し、時間帯別ツイート分析結果と、それに基づく最適な投稿時間について詳しく解説しました。分析結果から、平日・休日でユーザーの活動時間の推移が異なることや、活発な利用時間の中でも、エンゲージメントが高まらない時間帯があることが判明しました。これにより、効果的なツイートのタイミングは、「ユーザーの活発な活動時間」ではなく、「エンゲージメントが高い時間帯」に着目した運用を行う必要があることが明らかになりました。

              しかし、総体的なユーザーの同行と、自身のターゲットとするユーザーの同行が必ずしも一致するわけではありません。最も効果的な投稿時間を把握するためには、独自に検証と分析を行い、出てきた数値を基に投稿時間を決定する必要があります。紹介した「SocialDog」などのツールの利用も含めて、自身のアカウントにベストな投稿時間を見つけて効率的にTwitterアカウントを運用しましょう。

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この記事の執筆者

SocialDog

SocialDog編集部

SocialDogは、Twitterマーケティングのためのオールインワンツールで、70万以上のアカウントで活用されている国内ユーザー数No.1※ のサービスです。
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