ビジネスにTwitterを活用されている方の中には、どのようにTwitter運用をしていけば良いのか、どのように効率化するかなど、多くの悩みを抱えているのではないでしょうか。今回は、『WEBマスターの手帳』のTwitter運用の事例をご紹介します。Web担当者やWebマーケター向けのWebメディアを運営している『WEBマスターの手帳』は、Twitterを用いてWebメディアへの集客を効率化されています。Twitterを用いた『WEBマスターの手帳』のマーケティング手法について、編集長をされている遠藤様にお話を伺いました。

Webメディアへの流入を最大化させるためのTwitter運用

『WEBマスターの手帳』は、Webマーケティング担当者向けに、お仕事に役立つ情報を発信するWebメディアです。どのような目的でTwitter運用をされているのでしょうか。

──なぜ『WEBマスターの手帳』を始められたのですか?

もともとは百貨店の催事の企画運営会社におりまして、営業をしておりました。その会社のWebサイトが10年ほど更新されておりませんでして、学生時代にブログの経験があったことから、修正を提案して自分が担当することになりました。その流れでTwitter運用も始めて、Web周りに興味を持ち始めましたので、ソーシャルメディアマーケティングの会社に転職をしました。そこで経験を積んで今は独立して、企業のマーケティング支援をしています。

仕事柄Webマーケティングの知見が溜まっていくので、それをアウトプットしようということで、ある種のテストサイトとして『WEBマスターの手帳』というWebメディアを始めました。始めた当初はオウンドメディア的な役割もありまして、仕事につながるリスト獲得を狙ったWebメディアでしたが、今は広告収入を得るWebメディアとしての役割がメインです。

──どのような目的を持ってSNSを運用されていますか?

Webメディアである『WEBマスターの手帳』への流入を目的として始めて、今もその目的で運用をしています。Webメディアへの流入は検索流入がメインではありますが、Twitterからの流入も確保したいという意図で運用しています。新規記事はもちろん、過去記事もTwitterに投稿する形で運用しています。過去記事に関しては、反応が良かった記事を中心に投稿しています。

私1名で運用をしていて、アウトソーシングなどはせずに全て自分で運用をしています。

フォロワーの特徴を分析して運用に活かすためにSocialDogを導入

さまざまな機能があるSocialDogは、ご利用いただくユーザー様によって解決したい課題はさまざまです。『WEBマスターの手帳』は、どのような課題を解決すべくSocialDogを活用していただいているのでしょうか。

──なぜSocialDogを導入しようと思ったのですか?

もともとはTwitter公式のアナリティクスを見て分析をしていたのですが、もう少しフォロワーの方の情報・属性を具体的に知りたいと考えた時に、アナリティクスでは難しくて何かツールがないか探していまして、そのタイミングで見つけて導入しました。

フォロワーの情報を知りたいというのは、フォローしてくれた人・フォロー解除した人をチェックすることによって、どのような人に投稿が受け入れられているのかを見極めたいということです。SocialDogであれば、新規フォローやフォロー解除を通知してくれますし、分析を効率化できると感じて導入しました。

──フォロワーの動きを確認することでどのような効果を感じられていますか?

情報発信の仕方について、改善する余地はありそうだなと感じるようになりました。例えば、フォローしていただいたのにすぐにフォロー解除しているアカウントを分析してみると、Webマーケティングの担当者の方がある程度いることがわかりました。

このことから、「ただ記事のURLをシェアしているだけでは価値を感じていただけていなく、もっとテキストベースで役立つ情報を提供すべき」といった仮説が立てられました。まだ改善まではできていませんが、Webマーケティング担当の方に役立つTips的な投稿をしていくべきだと定義することまではできました。今後は、ツイート自体がコンテンツとして成り立つような投稿をしていきたいと思っています。

SocialDogを導入してフォロワーを見える化。アクティブなフォロワー獲得に注力

明確な目的をもってSocialDogを導入していただいた『WEBマスターの手帳』は、実際にどのような成果を得られたのでしょうか。意図していなかった部分も含めてお話を伺いました。

──SocialDogを導入することで、どのような効果を感じられていますか?

2012年頃からアカウントがありますので、今フォローしていただいているアカウントが 「アクティブなアカウント」なのかを確認するのに役立ちました。SocialDogを活用すれば、「非アクティブなアカウント」をひと目でわかるように抽出してくれるので、フォロワーがいわゆる「有効なフォロワー」なのかをチェックできるようになりました。「非アクティブなフォロワー」ばかり増えていても仕方ないと思っているので、まずはそこをチェックしましたね。チェックしてみると、思ったよりも「非アクティブなフォロワー」が多く、きちんと「アクティブなフォロワー」を増やしていくべきだと考えて運用を始めました。

また、Webマーケターの方、企業のマーケティング担当の方に特にフォローしてもらいたいと思っているのですが、実際属性を見てみるとそうではない人も多いことがわかりました。昔ブロガーの人たちと交流していたこともあって、本来メインターゲットとなる方からのフォローが思ったよりも少なかったですね。

ここに対しての対策はこれからですが、先程申し上げたように、ターゲットとなる方々により有益な内容を模索していきます。

──Twitterの反応を見て記事の内容の参考に?

Twitterでは記事の投稿をしている中で、それぞれの投稿のタイミングで大きくフォロワーが増えたり、逆に大きくフォロワーが減ったりすることがあります。そうした時にどんなフォロワーが増えたり減ったりしているのかを分析して、どのような相手にどのような記事を書いて発信していくべきかを考えるヒントにしていますね。

当たり前のことではあるかもしれませんが、Webマーケティングに関係ないような記事を投稿してしまうと、どうしてもフォロー解除をされやすいなとは感じています。また、Webマーケター向けに書いているつもりでも反応が悪いものもあるので、テーマを決めるのに参考になっています。

私のアカウントの場合は、Webメディアの記事を更新したらTwitterに投稿する仕組みにしています。加えて、SocialDogから新規フォローとフォロー解除の通知のメールを翌日にもらえるように設定していますので、投稿した記事に対してどのような反応になっているかをチェックしています。フォロワーの増減が比較的多い日には、具体的に中身を分析するようにしています。

──他にどのような機能を活用されていますか?

キーワードモニター機能を用いて、エゴサーチの手間を省いて運用を効率化していますね。『WEBマスターの手帳』というキーワードを登録して、通知を受けたらチェックしていいねをしたり、リツイートをしたりしています。メールで通知をもらえることで、わざわざTwitterを見に行かなくてもある程度の状況は把握できるので助かっています。

リード獲得に加えてフォロワーとのコミュニケーションスタイルにも留意

『WEBマスターの手帳』は、もともとはTwitter経由でのリード獲得を狙って運用をされていたものの、フォロワーを中心としたアカウントとのコミュニケーションの仕方にもこだわって運用をされています。どのような工夫をしてTwitter運用をしているのでしょうか。

──Twitter運用でうまくいった施策はありますか?

Webメディアである『WEBマスターの手帳』において、資料ダウンロードをしてもらうことでリスト獲得をしていたタイミングで、Twitterにおいても資料ダウンロードを実施してもらう施策をしていました。1年弱くらいおそらく実施していたと思いますが、Twitterだけで2,000ダウンロードほどあったかと思います。そのダウンロードをきっかけに、Webマーケティング関連のお仕事の受注に繋がった案件も複数ありましたので、成功した取り組みだったかなと思っています。

あとは、『WEBマスターの手帳』にはYouTubeチャンネルもありまして、YouTube動画のリンクも投稿するようにしています。Twitterに投稿することで、動画投稿直後の再生数の伸びに繋がりますので、一定の効果はあるかなと感じています。動画を投稿して終わりではなく、通知をすることで小さな積み重ねになるかなと思いますね。

──Twitterでのコミュニケーションで意識されていることはありますか?

コミュニケーションの手段として、いいね・コメント・リツイートのどれを選ぶのか、その見極めには気をつかっています。ただリツイートをしてくれているだけの場合は、いいねやリツイートをするようにしています。

一方で、何かコメントを付けてリツイートをしてくれている場合には、誰向けに書いていただいているのかについては特に気をつけています。大きく以下のような3つのパターンがあると思っていまして、『WEBマスターの手帳』に向けて書かれている内容の場合には、コメントやリツイートで反応をするようにしていますね。

  • 『WEBマスターの手帳』向けにコメントをしている場合
  • 記事を読んだ感想を投稿している場合
  • そのアカウントのフォロワーに対して投稿をしている場合

──コミュニケーションスタイルにそこまで注意しているのはなぜですか?

以前にフォロワーさんが『WEBマスターの手帳』に言及していただいたことがあったのですが、実はそのフォロワーさんのフォロワーに向けた投稿だったんです。そこに対して必要以上にコミュニケーションをとってしまいまして、フォロー解除されてしまったことがありました。そんな経験がありましたので、どのような交流をしていくかは気をつけています。「誰に対しての投稿なのか」を見極めることは非常に重要だと思います。

──コミュニケーションの一環で簡単なアンケートを実施

コミュニケーションの1つの手法として、定期的にやると決めているわけではありませんが、思いついたタイミングで簡単なアンケートをとっています。記事に載せる目的でとることもありますし、何か知りたいと思った時にラフな形でとって、結果をシェアすることもあります。

今後はさらにWebマーケターの方になじみがあるアカウントにしたい

Webマーケターの方に対してもっと有益な内容を発信して、「『WEBマスターの手帳』は聞いたことがある、知ってる」という状態が当たり前になるようになりたいですね。Webマーケターの方にとって身近で必要不可欠なアカウントでありたいと思っていまして、SocialDogを活用しつつ運用を強化していきたいと思っています。

Webマーケティング担当者向けに情報発信をする『WEBマスターの手帳』は、フォロワーの属性をチェックしたり、投稿に対する反応をチェックしたりするためにSocialDogを活用し、運用を効率化することに成功されています。フォロワーの特徴を知りたいという目的から始まり、投稿内容の最適化にも活かされている事例ではないでしょうか。 このように、SocialDogにはTwitter運用を効率化・最適化するための機能が数多く備わっています。ぜひ活用していただき、求める成果につながるTwitter運用を加速させてください。