Twitter(現X)は、企業のサービスや商品に関する認知獲得、見込み顧客獲得など、様々な用途で使われています。

今回取材させていただいた日本工芸株式会社は、認知やファンの獲得を目指す媒体としてTwitterを有効活用しています。

Twitterをいかにして活用しているのか、その詳細を日本工芸株式会社の代表取締役 松澤斉之様に伺いました。

Twitterは「拡散力が高いツール」と捉えて有効活用

──まず、どのようなサービス・商品を展開されているのでしょうか?

弊社は、日本の伝統工芸品を仕入れて、ECサイトにて販売している企業です。代表である私が、元々Amazonで伝統工芸品を含めたホームカテゴリーのバイヤーをしておりました。3,000社以上と商談を重ねるうちに、「工芸というすばらしい商品に出会い魅力を正しく伝えて販売したい」「工芸品の良さをもっと多くの人に知ってもらいたい」という想いが芽生えて、サービスを始めました。

現在は、比較的高所得層の方に、お土産やギフトとしてご活用していただいております。

また、海外にも販売をしていて、BtoBtoCの形でサービス展開をしています。

──なぜTwitter・SocialDogを導入しようと思ったのですか?

大前提は、「自社ECサイトを認知してもらって集客に繋げたい」という思いです。ファンづくりのためにInstagram等のSNSも導入していますが、Twitterは何といっても拡散力が強いツールですので活用を始めました。

段階を追って、海外向けにも展開していきたいとは思っているのですが、まずは日本市場に向けた運用をしているところです。

Twitter運用に関しては、Twitterに詳しい知人に調査してもらいはじめました。ツールも探してもらったところ、SocialDogを見つけてきてくれました。低価格で使用したい機能も揃っていたということで選ばせていただきました。

──他のSNSとの使い分けはどのようにされていますか?

Twitterについては、拡散力が強みのSNSだと認識しています。商品の魅力や工芸に関する情報など有益な情報を紹介をしています。商品をビジュアル的に魅せるという観点では、Instagramを利用して写真を投稿するようにしています。Facebookについては、会社の取り組み全体を紹介することが多いです。

ターゲットに対して適切にリーチできる運用を工夫

──Twitterを用いてどのような施策を実施されていますか?

自社ECサイトにお越しいただくことを目的としています。当社の取り扱う商品や工芸自体に関心の高い方々にアプローチすることを意識しています。具体的には、士業の方やお医者様、当社事業と親和性が高そうなカメラマンさん等を、キーワード検索して目視でプロフィールをチェックしていく形です。

また、自社のツイート(現ポスト)をリツイート(現リポスト)してくれたアカウントのフォロワーをチェックしたりもしています。1日に100件ほどフォローしたり、いいねしたりしています。

──SocialDogはどのような形で利用されていますか?

主に予約投稿のために使っています。Twitterで発信する内容は、どんな内容かももちろん重要ですが、ターゲットに向けて「いつ発信するか」も非常に重要だと思っています。その点においては、SocialDogの予約投稿機能は非常に便利ですね。

弊社の自社サイトの商品情報が800文字程度存在していますので、その文章をコンパクトにまとめて120文字にしてTwitterに予約配信する運用です。Twitterは文字数も少ないのでできる限りわかりやすい文章にして投稿する工夫をしていますし、写真や動画がある場合はできる限り関連づけて発信するようにしています。

ハッシュタグの設定は、過去の投稿を分析して最適化を図っていて、ある程度定型化ができてきたところです。

ツールの活用でフォロワーは順調に増加!今後はフォロワーとの交流が課題

──SocialDogを導入されて、どのようなメリットが得られましたか?

予約投稿ができるので、適切な投稿を適切なタイミングで発信できるようになりましたね。それに伴い、戦略的に運用ができるようになったかなと思います。また、キーワード検索機能やフォロー・フォロワーリストは、数値化されているためフォロワーを増やしていくための有効なツールと感じています。

SocialDogを導入して運用をした結果としては、週次や月次の伸びの変化を見ながら取り組み強化点を明確にしながら取り組めているので、フォロワーは右肩上がりで伸びていますね。

──今後はTwitter運用においてどのような取り組みをされていこうと考えていますか?

キャンペーンの実施ができていないので、Twitterを用いてクーポン配布するなどフォロワーさんにより有益な情報を提供できるようしたいと思います。また機会を作って実際に工芸品や職人さんと交流できる場を創る取り組みをしていきたいと思っています。

Twitterの予約投稿機能や、キーワードモニター機能を駆使してフォロワーを増やし続けている日本工芸株式会社。

同じようにC向けのプロダクトをもった企業様は、今回の事例を参考に運用を進めてみてください。

これらの機能は無料で使用でき、気軽にSocialDogの使用を開始できます。無料版・有料版ともにまだまだ豊富な機能がありますので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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