やさしい株のはじめ方』、『やさしいIPO株のはじめ方』、『楽しい株主優待&配当』、『やさしい投資信託のはじめ方』など、投資に関するサイトを複数運営しているライフパートナーズは、Twitterを有効活用してファンを獲得、メディアへの流入を実現しています。Twitterを用いたライフパートナーズのマーケティング手法について、代表の竹内様にお話を伺いました。

情報発信サイトとの掛け合わせでTwitter(現X)を有効活用

ライフパートナーズは、いわゆる「中の人」を前面に出すのではなく、Webサイトではカバーしきれていない層に対しての情報発信の場としてTwitterを有効活用しています。どのように運用されているのでしょうか。

──そもそも、どうして投資に関する情報発信サイトを運営されているのですか?

私自身が投資をはじめるときに、初心者向けの情報が少なく、とても苦労した経験がありました。そこで、「ないならば自分で作ってしまおう」ということで、最初に『やさしい株のはじめ方』というサイトを立ち上げました。最初は一人でやっていたので、1サイトを運営するので精一杯でしたが、スタッフを増やして、株主優待、IPO、投資信託、住宅ローンの特化サイトを展開することができました。初心者の方が投資をはじめる際に、わからないところ、不安なところを、やさしく解説しています。

──どのような目的でTwitter運用をはじめられましたか?

検索だけではフォローしきれない層に対して、Twitterでアプローチし、サイトへの訪問数を増やすことが目的でした。1人でも多くの方が知っているサイトにするためには、拡散性に優れているTwitterは最適だと考えていまして、これから投資をはじめようと考えている人だったり、まだ考えていないものの可能性がある潜在層だったりに対してアプローチを狙っています。知名度を上げることを目指して運用しており、サイト名での検索を増やしていきたいと考えています。

──Twitter運用をはじめた当初、どのような課題がありましたか?

そもそも、いわゆる「中の人」感を出さない方針で、グループ内のアカウントしかフォローせず、リプライやリツイート(現リポスト)を積極的にしない形で運用をしていました。そんなこともありまして、フォローしてもらうことを待つしかなく、なかなかフォロワーが増えないことが悩みでした。SNSの活用ははじめてということもあり、どんな情報が求められているのかを試行錯誤しながら運用していました。

そのような状況でフォロワーが一時は伸び悩んでいたのですが、継続的な改善をしていたところ、投資関連で有名なYouTubeアカウントに紹介していただきまして、そこを起点に徐々にフォロワーを増やすことができました。

予約投稿を効率化する目的でSocialDogを導入し、現在ではフォロワー分析に活用

もともとはSocialDogを予約投稿のツールとして導入したものの、今ではフォロワーの分析や資料作成にも活用していただいているとのことです。どのような使い方で運用を効率化しているのでしょうか。

──なぜSocialDogを導入しようと思ったのですか?

株式市場が開く前に当日の情報がチェックできるように、『やさしいIPO株のはじめ方』のアカウントでは、毎日のスケジュールを朝8時に投稿していまして、その予約投稿のために導入を決定しました。もともと他のツールを使って予約投稿をしていたのですが、どうしても使いづらく、試しに使ったSocialDogの予約投稿が使いやすかったので、即乗り換えました。予約投稿をする際に、140文字以上になることが多いのですが、SocialDogはツイート(現ポスト)を勝手に分割してくれるので便利ですね。

現在は、Twitterの公式機能として予約投稿できるようになっていますが、カレンダーでチェックできるところや、予約枠の設定ができるところがとても使いやすいので、SocialDogを使い続けています。

毎週火曜日か水曜日に、1週間分のツイートを予約する形で運用しています。基本的には、1週間のIPOスケジュール関連の投稿を予約しています。

──予約投稿以外で、価値を感じていただいた機能はありますか?

さまざまな観点で分析できるのが良いと感じています。例えば、どのようなアカウントからフォローされているのか一覧で見られる機能は便利ですね。なるべくフォロワーが多くて影響力が大きいアカウントからフォローしてもらいたいと思っていますので、それを実現できているのかを確認できることが良いと思っています。

また、既存のフォロワーがいわゆる「アクティブユーザーか」をチェックできるのもありがたいですね。3か月以内にきちんとアクティブにTwitterを使っているのかがわかると、実質見られていないフォロワーがどのくらいの割合なのかがわかるので、ある種の健康診断として活用しています。

SocialDogを導入することによる効果とは

──SocialDogを導入して、どのような効果がありましたか?

先程も申し上げたように、140文字を超える予約投稿に対応してくれるので、ツイートに対する手間を削減できていると感じています。また、フォロワーの増減を毎月追っていまして、いつ時点でフォロワーが何名いたのかを明確に示してくれるのが助かっています。社内向けの資料をつくるのに非常に便利だと思っています。増減を追っていると、宣伝色が強いツイートを続けてしまうとフォロワーの減りが大きいことに気づけました。肌感としてはわかっていたものの、フォロワーに解除されていることが目立つ日には、宣伝要素が強いツイートをしていることが多かったので、極力役立つ情報を発信することが重要だと確認できています。

──Twitterを用いてどのような運用・施策を実施していますか?

SEOを中心にサイト運営をしている一方で、読者の方がどのようなニーズ・課題をもっているのかを調べてコンテンツ作成に活かしたいと考えるようになりました。そこで、Twitter投票機能を使い、ラフな形でユーザーの生の声を収集するようにしています。Webサイトにフォームを設置して入力し、送信するというのはややハードルが高い一方で、Twitter投票機能であれば簡易的に調査できると考えています。例えば、「サイトに新機能を追加するのに、どのような機能が欲しいか」を調査するなど、ユーザーとの重要な接点だと思っています。

──親しみやすく、認知度が高いアカウントを目指す

フォロワーの方に拡散してもらえるような、有益な情報を発信できるアカウントでありたいと思っています。1万フォロワーを達成しましたが、さらに多くの方に情報を発信できるアカウントを目指しています。さらに、Twitter投票機能などを活用して、サイト運営の方針にユーザーの皆様のご意見も反映できればと考えています。

投資の情報発信サイトを運営するライフパートナーズは、運用を効率化するためにSocialDogの予約投稿機能を活用し、少ない時間で最大限の成果につなげることに成功されています。Twitter運用は、どうしてもその他の業務の合間に担うことが多く、満足いく時間を割ける方は少ないのではないでしょうか。ライフパートナーズの事例は、少ない時間の中ですべきことをシンプルに捉え、必要最低限の取り組みで成果につなげている事例です。SocialDogにはTwitter運用を効率化・最適化するための機能が数多く備わっています。ぜひ活用していただき、求める成果につながるTwitter運用を加速させてください。