Twitter(ツイッター)(現X)を運用している方の中には、もっと効率よく情報を拡散したい、フォロワーを増やしたいとお悩みの方が多いのではないでしょうか。明治大学に関する情報提供をしている「明治大学情報局」は、大学生のみでTwitterを運用し、フォロワー増やツイート(現ポスト)の拡散を実現されています。Twitter運用や施策について、主に担当されている大学2年生の菅澤様にお話を伺いました。
Webメディアへの流入やアプリの登録にTwitterを有効活用
明治大学情報局(@meikyoku18)は、大学公認ではないものの、「明大生に様々な情報提供をすることで、明大生の選択肢の幅を広げたい」という想いで運用しているアカウントです。学生のみの10名(2020年4月現在)で運用をしている中、どのような情報を提供し、どのような目的でTwitter運用を進めているのでしょうか。
──そもそもどのような経緯で団体の活動を開始したのですか?
明大生に限らず、大学生が得る情報量が少ないと感じていたことがきっかけです。入学後にぶつかる壁や悩み、学校生活に関する悩み、就活に関する悩みなどを解決し、選択肢を与えて可能性を最大化させるための情報提供の場があると良いのではないかと考えたことがきっかけでした。
慶応大学等にも同じような団体はありまして、明治大学にもあっても良いのではないかと始めました。
──どのような目的を持ってSNSを運用されていますか?
明治大学情報局というWebメディアとアプリがありまして、そこへの流入を増やすことを目的としています。ただ記事を公開して待っているだけでは読まれませんので、少しでも多くの方に記事を読んでもらえるように、Twitter運用を始めました。
元々は現役の明治大生向けのメディア、Twitterアカウントのつもりではありましたが、アナリティクスを見てみると、意外にもOBの方が30〜40%くらいは見られている状況です。そうはいっても、1番情報を届けたい現役の1,2年生をターゲットにして、サークル情報や単位の情報を中心に発信しています。
──他のSNSとの使い分けはどのようにしていますか?
InstagramとLINE@を活用しています。Instagramは模索中ですが、LINE@は比較的限定的な情報を流しています。また、Twitterだと情報が流れていってしまうため、ツイートに「情報を見逃したくない方はこちら」といった形でLINE@に登録してもらうようにしています。
LINE@だと年齢等の属性も細かく把握できるなどアンケートを取りやすいため、今後データ活用をしやすくなるかと考えて運用をしています。
──WebメディアやTwitterはどのような体制で運用していますか?
メディア全体としては10名で運用していて、1名が代表、1名がWebメディアの統括をしています。3名がマネージャーとして記事の更新を管理しています。
Twitter運用に関しては、私1人で行っています。スピード感を大切にしたいという観点が大きく、フットワークよく運用をしたいので、1人で運用しています。
──メディアの記事の内容はどうやって決めていますか?
書きたい内容を書くのはもちろんですが、原則検索キーワードをベースに内容を確定しています。明治大学にまつわる検索キーワードで、よく検索されるキーワードを調査しまして、その検索キーワードに対して適切な記事を作成しています。公開するペースとしては、月に15本前後で運用しています。
運用効率化の目的でSocialDogを導入
──なぜSocialDogを導入しようと思ったのですか?
Twitterは私1人で運用していることもあり、手動、手作業で運用をしていると非効率だと感じることが多くありました。そこで、Twitter運用を効率化させるのに何か良いツールがないかと考えて調べていたところ、SocialDogさんを見つけて導入しようと考えました。Twitter運用にまつわる悩みを検索していると、あらゆる内容で上位表示をされていましたので、導入してみようと思いました。まずは無料で導入させていただきまして、便利だと感じたので有料プランに変更しました。
──どのような機能をご利用いただいていますか?
日時を指定してツイートを予約できる予約投稿機能や、Slackと連携して通知をもらえる機能を活用しています。あとはキーワードモニター機能を活用して、明治大学に関わるキーワードをつぶやいているアカウントを抽出し、フォローをしたりいいね等のアクションをしたりして、フォロワーを増やしていくことに活用しています。フォロー解除されたアカウントを抽出して解除することにも活用しています。
あとは、分析機能を使ってフォロワーの属性を分析し、営業用の資料に落とし込むこともしています。非常によくまとまったグラフ等を出してもらえるので、そのまま資料に使える点で便利だと感じています。
SocialDogを導入することによる効果とは
──SocialDogを導入して運用を効率化。運用の改善にも活用
とにかく手間がかかっていたのですが、導入したことによってエゴサーチが効率化できたり、フォローやフォロー解除の対象を選定することが効率化できたりするようになりました。「明治」等のキーワードをつぶやいているアカウントに対するいいね等のアクションが非常に効率化されたと思います。
キーワードモニター機能で通知をもらえることでエゴサーチを効率化できるのと同時に、ツイートの改善のスピードを上げることにも繋がりました。情報源のURLをきちんと書かずにツイートしてしまったことがありまして、その際にエゴサアーチが効率化できていたおかげで、すぐに対応ができたことが良かったと思います。
──記事と連動したツイート施策でインプレッション向上
大学のサークルは、年度当初にいかに人を集めるかという課題をもっていたので、その課題を解決できないかということで施策を実施しました。我々の団体がサークル紹介のアプリも運営していますので、そのアプリを紹介した記事をTwitterに投稿したところ、通常よりも多い245いいね、150RTをいただきまして、インプレッションも20万ほどになりました。
結果的には、フォロワー数アップやアプリへの登録者数の向上に繋がりました。
あとは、公認音楽系のサークルが30くらいあるのですが、それら全ての紹介記事を書いてツイートで紹介したところ、それぞれのサークル方々がリツートをしてくださるように施策を実施しまして、インプレッションを増やせたこともありました。
基本的には、Webメディアでの記事をベースにしてツイートを作成して、拡散してもらえるようにする流れで運用しています。
──今後はどのような施策を考えられていますか?
授業紹介のためのアンケート企画を動かし始めていまして、「この授業がおすすめ」みたいな内容のツイートをするための準備をしています。回答をしていただいた方にプレゼントキャンペーンを実施しても良いかと思っています。
──明治大学に関わる1人でも多くの人にWebメディアやアプリを活用してもらいたい
より認知を広げるために、今後は更に情報を発信し、フォロワーを増やしたりより拡散をされたりする施策をしていきたいと思っています。まだまだSocialDogさんでも活用できていない機能もあるかと思いますので、積極的に活用しつつ、明大生やOBOG、高校生にとって魅力的なアカウントにしていきたいです。
学生のみで運用している明治大学情報局は、Twitter運用を効率化させるためにSocialDogの様々な機能を活用し、運用担当者が1人であっても成果に繋げることに成功されています。少ない時間で効率的に成果を出す、良い事例ではないでしょうか。 このように、SocialDogにはTwitter運用を効率化・最適化するための機能が数多く備わっています。ぜひ活用していただき、求める成果につながるTwitter運用を加速させてください。