Twitterを運用して何かしらの成果を出そうと考えても、その他の業務との兼ね合いで時間の捻出が難しいという方が多いのではないでしょうか。全日本空手道連盟は、Twitter運用を効率化してファンの獲得に成功されています。Twitterを用いた全日本空手道連盟のマーケティング手法について、総務及びSNS運用をご担当されている石田様にお話を伺いました。

Twitterを活用して空手の認知拡大へ!オリンピックに向けてTwitterを開始

──石田様は普段どのようなお仕事をされていますか?

総務がメイン業務ですので、役員会の準備(招集書類や資料など)であったり、他課のヘルプに入ったり、総務の仕事全般を担当している状況です。SNS運用はあくまでもサブ的に、行っている形です。

Twitterを始めとするSNSは、私に加えて外部委託先の1名に担当していただいています。Twitter以外に、Facebook、YouTube、Instagramも運用しています。Twitterに関しては、ほとんど私が運用していて、2014年頃から約7年ほど担当しています。

──なぜTwitter運用を始められたのでしょうか?

空手という競技の認知度を上げていくために、競技の魅力やルールをどのように一般の方に伝えようかと考えたときに、Twitterであれば運用しやすく気軽に見てもらえるのではないかと考えて始めました。オリンピックが東京にくることが決まったこともあり、認知の拡大をしたいということで、Twitterが便利だと考えました。空手という「競技」があることを知ってほしいという想いが強かったですね。

空手の認知拡大に向けてフォロワー獲得は必須。Twitter運用の効率をあげるためにSocialDogを導入

Twitter運用を加速したいものの、他業務との兼ね合いでなかなか効率化できていなかったとのこと。SocialDogを活用して、どのように運用を加速させていったのでしょうか。

──なぜSocialDogを導入しようと思ったのですか?

そもそも、東京オリンピックも決まったこともあり、空手の正式種目化に向けて視聴率がとれることを国際オリンピック委員会(IOC)にアピールしないといけないという背景がありました。そこで、Twitterを含むSNSで、空手への熱を高めていこうと考えました。

われわれのような競技団体は、少しでもお金を節約しなければいけませんので、もともとTwitter運用を手作業・マンパワーで実施していました。そうはいっても、フォロワーを増やすためには運用を効率化して活発にしなければならず、フォローやいいねの数を増やしていく中で、エゴサーチなどが非効率だなと感じていました。何かツールを使うことで、運用を効率化できないかどうか探していたところ、SocialDogさんを見つけて導入しました。

SocialDogを導入して作業時間が半分に!運用の効率化に成功

──SocialDogを導入していただいて、どのような成果を感じられていますか?

SocialDogさんを導入することで、作業時間が半分以下になりました。エゴサーチをする際にフィルターをかけることによって、抽出するアカウントに制限をかけられることが便利で、アプローチしたいアカウントを効率よく抽出できています。

空手に興味をもっているアカウントを抽出し、こちらからアクションを起こしたり、「そのアカウントをフォローしているアカウント」にアクションを起こしたりしています。キーワードモニター機能を使って抽出を効率化して、「空手」に関する内容をつぶやいているアカウントを起点に、「そのアカウントのフォロワーさん」に対していいねやフォローをしにいくイメージです。

私の場合は他の業務と掛け持ちで運用をしていますので、メイン業務への影響が出ないように運用することが大原則です。いいねやフォローを1日で100件行うことを目標にしている中で、SocialDogさんを導入するまでは非常に時間がかかってしまっていました。ツールを導入することで、午前中の少しの時間で終えられるようになったことはとにかくありがたいです。時間は何物にも代え難い中で、作業時間を削減できたことは非常に大きな成果だと思っています。

効率化の文脈でいくと、「どのようなワードでエゴサーチをしてフォローすると、どれくらいフォローバックされるか」といった分析・レポート機能が便利だと感じています。性別ごとに効果的なキーワードモニターなども分析できるので、レポートによって運用が効率化されていることは間違いないかと思います。

あとは、SocialDogの予約の一覧がプレビュー付きでとても見やすいので予約投稿機能をよく使っています。

5年かけて約1万2,000フォロワーだったものが、2020年1月〜9月で約8,000のフォロワーを獲得できていますので、効果は出ているかと思っています。

他アカウントとの関わりのポイントとツイートの工夫とは

──Twitterをどのような方針で運用されていますか?

うちのアカウントでは、いいねやリツイートをするよりは、フォローを積極的にするようにしています。企業アカウントでフォロワーが多いアカウントは、フォロワーの数が多いと同様にフォロー数も多いと思っています。そういったところを参考に、積極的にフォローしていこうということでフォローしています。

いいねやフォローについては、全てSocialDog上で実施しています。

──絵文字などを活用している印象ですが、ツイートの仕方で工夫していることはありますか?

大きく2つの要素があるかと思っていまして、「①情報をきちんと届けること」「②遊びの要素があるツイートをすること」は意識しています。ただ情報を流しているだけのアカウントだと、空手に興味がある人にしか届かないと思っていまして、空手を知らない人に認知してもらうためにも、ある種の「面白さ」を意識して投稿するようにしています。

また、日々の投稿内容決めはなかなか苦労しています。どうしてもネタが切れてくる中で、いかに魅力的な投稿にしていくかに頭を悩ませています。他のスポーツチームやスポーツ団体のアカウントを参考に分析をしているのですが、選手に密着して「選手の人となり」がわかるような投稿が効果的だと感じています。うちのアカウントでも、もう少し選手に密着して素顔を投稿していくような運用をしていきたいと思っています。やはり、ファンの方が見たいのは選手のリアルな部分だと思いますので、リソースの確保が課題ではあるものの、発信できる体制を作っていきたいと思っています。

今後は、「空手好きの人」だけではなく「スポーツ好きの人」にもリーチしていきたいので、選手に関する発信が重要だと思っていますし、空手のルールに関する発信も重要だと考えていますね。Twitter界では、空手ファン層と一般の方とは非常に隔たりがあると感じていますので、その壁を取り除いていくことも今後の課題だと思っています。

──返信やいいねなどの交流の仕方で意識していることはありますか?

特別ルールは決めておらず、「面白いな」と思ったらリツイートしたりいいねをしたりしています。返信をくれた方に対してもルールを決めておらず、面白いと感じたり心を動かされたり、返したいと思ったら返すようにしています(笑)。ある意味楽しみながら運用することがポイントかもしれません。

外部パートナーと2名で運用していますが、特別ルールを設けているわけではなく、それぞれ自由に運用しています。幸い強みが違いますので、投稿内容はあまりかぶらないですね。パートナーの方はメディア系に強い方ですので、いろいろな記事を引っ張ってきて投稿してくれるのに対して、私の方はいわゆる「ネットの世界」に詳しいかなというところがありますので、Twitterにいる方々の属性に刺さる投稿を考えるのが得意ですね。

──反応が良かった投稿はありますか?

やはり「ネタ系」の投稿が良いと思っています。例えば、空手連盟のマークは、3人が蹴りをしているロゴなんですが、3人並んでいる真ん中を1名削りまして、「ソーシャルディスタンス確保」という投稿をしたところ、反応は良かったですね。

そうはいっても、「反応が良い=フォロワーが増える」わけでもないと感じています。空手の情報を知りたい方がフォローしていただくというのが基本だと思いますので、きちんと空手の情報も発信しないといけないと考えています。現状としては、「こういう投稿をすればフォロワーが増える」というわけではなく、コツコツ積み上げていくしかないと思っています。

SNS以外でも広報活動を実施!広報活動における工夫とは

──SNS以外ではどのような発信をされていますか?

いわゆる「マスメディア」での露出は大切にしています。われわれ空手のような認知度が低いスポーツにとっては、テレビや新聞というメディアの効果は非常に大きいんですね。ですので、新聞記者さんたちとの関係性づくりは大切にしていて、記者会見の際に記者さんに空手の体験会を実施するなどの取り組みをしています。新聞記者さんにもファンになってもらうイメージです。先程申し上げた、ロゴをいじってソーシャルディスタンスを確保したネタを投稿したことをきっかけに、時事通信さんの記者さんに取り上げてもらったこともありましたね。

新聞記者さんとの関係性ができてきたこともあり、徐々にテレビにも取り上げてもらうこともでてきました。テレビに取り上げてもらうためにこちらから働きかけることは難しいのですが、取り上げられた際にはTwitterなどのSNSでの発信に力を入れています。

「空手って何?」と思ってもらった時に応えられるアカウントを目指す

空手になじみがない一般の方に、空手を身近に感じてもらえるような投稿をするアカウントになっていきたいと思っています。東京オリンピックもありますし、少しでも多くの方に空手に興味をもっていただくことを大切にしていきたいです。空手好きの方はもちろん、スポーツ好きの方に対してもTwitterならではの「共感の輪」みたいなものを生んでいければ良いと思っていますね。あとは、既存のファンの方がさら根強いファンになっていただけるような、愛されるアカウントにしていきたいです。

空手に関する情報を発信し、空手の認知度向上に向けて邁進する全日本空手道連盟は、少ないリソースの中でTwitter運用を効率化するためにSocialDogのキーワードモニターなどを活用し、フォロワーの獲得に成功されています。まずはフォローすることや、フォローバックの確率が高いアカウントをフォローすることなど、効率よく運用するためのヒントが多く隠れている事例です。 このように、SocialDogにはTwitter運用を効率化・最適化するための機能が数多く備わっています。ぜひ活用していただき、求める成果につながるTwitter運用を加速させてください。